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姿勢としてのデザイン~「デザイン」が変革の主体となるとき~
アリス・ローソーン
著
石原薫
翻訳
発行年月 |
2019年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
192p,56p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/デザイン |
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ISBN |
9784845918324 |
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商品コード |
1030133751 |
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NDC分類 |
757 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年06月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030133751 |
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著者紹介
アリス・ローソーン(著者):デザイン評論家。ニューヨークタイムズ紙のデザインコラムは10年にわたり世界各国の新聞社に配給される。2014年から2017年まで『frieze』誌にコラム「By Design」を連載。既著『Hello World: Where Design Meets Life』(日本語版『Hello World—「デザイン」が私たちに必要な理由』、小社刊)、およびファッションデザイナー、イブ・サンローランの伝記が高く評価される。イギリス、マンチェスター生まれ、ロンドン在住。TED、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)などの国際的イベントでデザインについて講演する。ロンドンのチセンヘール・ギャラリー、現代バレエ団マイケル・クラーク・カンパニー、ヨークシャーのヘプワース・ウェイクフィールド・ギャラリーの理事会議長を務める。デザインおよびアートに尽力した功績が認められ、大英帝国勲章を受章。
石原薫(翻訳):翻訳家。国内メーカー、米系デザイン会社勤務を経て、書籍の翻訳や企業向けの翻訳に携わる。主な訳書にアリス・ローソンの前著『HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由』の他、『NYの「食べる」を支える人々』、『シビックエコノミー 世界に学ぶ小さな経済のつくり方』(以上フィルムアート社)、『ピクサー流創造するちから』、『よい製品とは何か』(以上ダイヤモンド社)、『未来をつくる資本主義』(英治出版)、『Sustainable Design』(ビー・エヌ・エヌ新社)などがある。
内容
デザイン界の歴史と文化を振り返り、
直観・創意・問題解決能力に根ざした現代の柔軟なメディアとして、
デザインのラディカルな変貌を描く
「デザインをすることは職業ではなく姿勢である」
――ラスロ・モホリ=ナジ
今、デザインという分野そのものと、それが人々の生活に与える影響は、劇的に変化している。
今ほどデザインにとってチャレンジングで刺激的な時代はない。
商業的な制約に囚われない《変革の主体》として、デザインが社会でより影響力を持つ時代が到来している。
かつてないほどのスピードと規模の変化がさまざまな局面で起こり、リスクも多いこの激動の時代に、デザイナーたち(本職かどうかにかかわらず)は、その役割をどのように果たしているのだろうか。
本書では、環境危機や難民危機、日進月歩のテクノロジーなど、世界が目まぐるしく変化する中、新世代の「デザイナー」たちがデジタルツールを駆使しながら、自ら目指すゴールに向かって、社会や政治や環境の問題に、自主的に取り組んでいる姿を紹介している。彼らはそうすることによって、デザインを工業化時代の商業的な役割から解放し、直観や機知、問題解決を得手とする分野としてデザインを定義し直している。
また、アートやクラフトなど他の分野とデザインとの関係の進化や、「メイキング(作る過程)」(手でも機械でもデジタルでも)への興味回復にデザインが果たしている役割についても取り上げている。
そして性別、地理、人種という意味においてだけでなく、デザインを勉強した経験はないがデザインに関与したい異分野の人々を受け入れるなど、デザイン界のダイバーシティとインクルージョンの向上によってデザイン文化が変化していることについても触れている。
国際的に認められたデザイン著述家・評論家であり、ベストセラー『HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由』の著者、アリス・ローソーンが、今の時代に求められる「姿勢としてのデザイン」の事例を紹介する。