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マスターズ・オブ・ライト~アメリカン・シネマの撮影監督たち~ 完全版

デニス・シェファー, ラリー・サルヴァート  編
髙間賢治, 宮本高晴  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,850(税込)         

発行年月 2023年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 530p,25p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784845921089
商品コード 1035660944
NDC分類 778.253
基本件名 映画-アメリカ合衆国
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年03月1週
書評掲載誌 読売新聞 2023/03/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035660944

著者紹介

髙間賢治(翻訳):1949年、東京都生まれ。1971年、東京都立大学経済学部卒業。在学中より若松プロにて撮影助手を始め、1976年、キャメラマンとして独立。1981年に文化庁芸術家在外研修制度により渡米。主な撮影監督作品に『月山』『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』『1999年の夏休み』『風の又三郎―ガラスのマント』『渋滞』『就職戦線異状なし』『12人の優しい日本人』『高校教師』『シュート!』『白い馬』『ラヂオの時間』『ナビィの恋』『みんなのいえ』『ホテル・ハイビスカス』『アイデン&ティティ』『Life on the Longboard』『デスノートthe Last name』『真木栗の穴』『春との旅』『JAZZ爺MEN』『漫画誕生』『山中静夫氏の尊厳死』『一粒の麦―荻野吟子の生涯』『祈り―幻に長崎を想う刻』『REVOLUTION+1』など。著書に『撮影監督ってなんだ?』『シーナ映画とコーキ映画』(以上、晶文社)『撮影監督髙間賢治の映画撮影記』(玄光社)がある。
宮本高晴(翻訳):1952年福井県生まれ。英米映画関係の翻訳にたずさわる。主な訳書に『ワイルダーならどうする? ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話』(キネマ旬報社)、『スコセッシ オン スコセッシ 私はキャメラの横で死ぬだろう』(フィルムアート社)『王になろうとした男ジョン・ヒューストン』(清流出版)、『ロバート・アルドリッチ大全』『ルビッチ・タッチ』『サイレント映画の黄金時代』(いずれも国書刊行会)など。

内容

フィルム撮影の黄金期を駆け抜けた撮影監督たちによる貴重な証言集

世界中で愛読される伝説的名著、完全版で待望の復刊!



1988年に刊行された『マスターズ・オブ・ライト アメリカン・シネマの撮影監督たち』(原著『Masters of Light』[1983年刊、2013年新版刊])は、撮影技術を学ぶ世界中の学生、キャメラマン志望者、プロの撮影監督たちのバイブルとして今日まで読み継がれています。

最初の邦訳以来、約35年の時を経て、旧版では未収録だったビル・バトラー(『ジョーズ/JAWS』)、コンラッド・ホール(『明日に向かって撃て!』)、マリオ・トッシ(『キャリー』)、ビリー・ウイリアムズ(『ガンジー』)の章に加え、新たにジョン・ベイリーによるまえがき「新版によせて」を収録した「完全版」として復刊。アメリカン・ニューシネマ以後の"映画撮影術の黄金時代"を彩る総勢15名の撮影監督たちの証言は、フィルム撮影の真価が見直されつつあるデジタル全盛の今日においてこそ、新たに読まれ直されるべき知見に溢れています。

本書で語られるのは、キャメラという装置の技術的な問題ばかりではありません。60〜80年代のハリウッド映画の制作現場におけるシナリオの問題、俳優の演技、監督による演出・演技指導に対し、撮影を統括する撮影監督はいかに向き合ってきたのか。本書は「撮影」に焦点を当てた、超一流カメラマンたちの実体験に基づくハリウッドの映画制作をめぐる貴重な証言集でもあります。

1900年代後半における撮影技術の進化と変化、制作現場での様々な出来事、そこに眠る秘密を読み進めることは、映画史を学ぶ学生や若きキャメラマン志望者ばかりでなく、すべての映画ファンにとってのめくるめく冒険となるでしょう。


翻訳を手がけるのは初邦訳時と同じく、同時代のアメリカにわたり本書にも登場する撮影監督たちの現場に立ち会った髙間賢治氏、『サイレント映画の黄金時代』(国書刊行会)など多くの映画書を手掛ける宮本高晴氏。


【収録されている撮影監督と主な作品】◇は初収録
◆ネストール・アルメンドロス 『アデルの恋の物語』『天国の日々』『クレイマー、クレイマー』
◆ジョン・アロンゾ 『バニシング・ポイント』『チャイナタウン』『スカーフェイス』
◆ジョン・ベイリー 『アメリカン・ジゴロ』『キャット・ピープル』『再会の時』
◇ビル・バトラー 『ジョーズ/JAWS』『ロッキー2』『ジョン・カサヴェテスのビッグ・トラブル』
◆マイケル・チャップマン 『タクシー・ドライバー』『ラスト・ワルツ』『レイジング・ブル』
◆ウィリアム・フレイカー 『ローズマリーの赤ちゃん』『エクソシスト2』『透明人間』
◇コンラッド・ホー…

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