生命(いのち)~人体リサイクル時代を迎えて~
山口 研一郎
著
発行年月 |
2010年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
251p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
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ISBN |
9784846110147 |
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商品コード |
1000037959 |
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NDC分類 |
490.15 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000037959 |
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著者紹介
山口 研一郎(著者):1949年長崎生まれ。長崎大学医学部卒業。現在、やまぐちクリニック(高槻市)にて脳神経外科、神経内科及び「高次脳機能障害」に対する認知リハビリのための外来診療、在宅患者の訪問診療に携わりながら、現代医療を考える会を主催。主な著書『有紀ちゃんありがとう──「脳死」を看続けた母と医師の記録』(1992年、社会評論社、増補改定版、1997年)、『生命をもてあそぶ現代の医療』(1995年、社会評論社)、『操られる生と死──生命の誕生から終焉まで』(1998年、小学館)、『脳ドックは安全か──予防的手術の現状』(1999年、小学館)、『脳死・臓器移植拒否宣言』(2000年、主婦の友社)、『脳受難の時代──現代医学・技術により蹂躙される私たちの脳』(2004年、御茶の水書房)ほか多数。
内容
現代医療は、先端医学の発展で、「生命の操作」にまで及び、「神」の領域に踏み込みつつある。「脳死」「臓器移植」「再生医療」などは、人類の未来や命の本質を左右しかねない問題を含んでいる。生命とは、死とは、人間とは何なのか? そうした議論をつくさないまま企業の論理も介在し、状況はどんどんすすんでいく。
本書は、5人の専門家が、それぞれの立場から、現在置かれている生命の状況を踏まえ、医療のあり方、それを取り巻く国や企業の動き、生命観、宗教観など、人体リサイクル社会の問題点を幅広く論ずる。