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エネルギー倫理命法~100%再生可能エネルギー社会への道~

へルマン・シェーア  著

今本 秀爾  翻訳
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2012年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 387p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/工学一般/工学一般
ISBN 9784846112073
商品コード 1009471730
NDC分類 501.6
基本件名 再生可能エネルギー
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2012年06月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009471730

著者紹介

へルマン・シェーア(著者):1944年生まれ、2010年没。1980年以降、ドイツ連邦議会議員(社会民主党所属)。大学で政治学、法学、経済学を学び、ベルリン自由大学で政治学博士号を取得。ドイツの再生可能エネルギー法(EEG)および国際再生エネルギー機関(IRENA)の生みの親として世界的に知られる他、ドイツ内外の再生可能エネルギーの普及に政治・政策面で尽力した。再生可能エネルギーのための世界委員会委員長、世界未来評議会評議長などを歴任。もうひとつのノーベル賞、世界バイオエネルギー賞、世界風力エネルギー賞、世界ソーラーエネルギー賞、アインシュタイン賞など多数を受賞。主著に『エネルギーの自立』(2005)、『ソーラー世界経済』(1999、邦訳あり)などがある。
今本 秀爾(翻訳):著作家、国際政治ジャーナリスト、翻訳家。1999年以降、内外の市民運動や欧米の環境政治運動の取材調査活動を重ねる。2004年に総合政策シンクタンク「エコロ・ジャパン」を創設。約8年間にわたり、首都圏を中心に、環境や貧困開発など「持続可能な社会」関連諸分野の政策提言や、次世代に向けた啓発活動を展開する。2012年4月、国際NGO「エコシア・インターナショナル」および附属研究所(和名「サステナブル社会・経済研究所」)を創設、同所長に就任。著書に『リベラル・パワー――日本病理社会・克服の条件』(郁朋社)、共著に『国会議員の成績表』(創芸出版)、『21世紀への思想』(北樹出版)、訳書にユルゲン・トリッティン著『グローバルな正義を求めて』(緑風出版・共訳)、同盟90/ドイツ緑の党著『未来は緑――ドイツ緑の党新綱領』(緑風出版・共訳)など。他に論文、記事、書評など多数。

内容

「ソーラーの父」といわれる著者、へルマン・シェーア(1944~2010)はヨーロッパ太陽エネルギー協会(EUROSOLAR)会長、ドイツ連邦議会議員として2000年にドイツの「再生可能エネルギー法」を成立させ、今日の脱原発・再生可能エネルギー社会へと導いた立役者である。
著者の遺作である本書は、原子力発電が人間存在や自然と倫理的・道徳的に相容れないこと、大規模集中型ではなく地域で自給できる小規模分散型エネルギーへの転換こそが合理的であり、化石燃料を使用せず100パーセント再生可能エネルギーでまかなうことが、将来ではなく今現在可能であることを明らかにする。また、原子力発電や化石燃料との併存論やが、いかに不経済で地球環境を汚染するかを分析。再生可能エネルギー社会への転換および構築は、文明史上不可避の絶対要件であると説く。メルケル首相をして脱原発へ踏み切らせた理論と政治的葛藤のプロセスがここに再現される。

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