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荘直温伝~忘却の町高梁と松山庄家の九百年~

松原 隆一郎, 荘 芳枝  著

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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2020年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 387p,8p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784860696122
商品コード 1031593403
NDC分類 288.3
基本件名 庄家
個人件名 荘/直温
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年06月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/06/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031593403

著者紹介

松原 隆一郎(著者):松原隆一郎(まつばら・りゅういちろう)
昭和31(1956)年神戸市出身、放送大学教授、東京大学名誉教授。灘高校・東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科単位取得退学。専攻は社会経済学・経済思想。著書は『頼介伝』(苦楽堂)、『経済政策』(放送大学教育振興会)、『ケインズとハイエク』(講談社現代新書)、『経済思想入門』(ちくま学芸文庫)、堀部安嗣との共著『書庫を建てる』(新潮社)他、多数。
荘 芳枝(著者):序文執筆
荘 芳枝(しょう・よしえ)
大正15(1926)年3月20日高梁町23番地生まれ。高梁尋常小学校・高等科、岡山県立順正高等女学校卒業。国民学校初等科訓導講習会を経て小学校教諭一級普通免許状取得(岡山県教育委員会)。高梁国民学校以降、高梁南小・北小・中井小・津川小・福地小で37年間教諭を勤める。その後、母・妹・姉の看病と趣味に生きる。

内容

《彼ら「町の名士たち」は、金や権力を自分のために使うただの「金持ち」や「権力者」ではなく、自腹を切ってでも町に繁栄をもたらそうとする人々、すなわち地方自治の担い手を自認していました》(──第三章「村長・町長の時代」より)
大正期に高梁町長を勤め、伯備線誘致に尽力した名町長・荘直温(しょう・なおはる)の評伝。
明治維新と近代資本主義の激動に直面した町を支えた直温ら「地方自治の担い手」たちは、なぜそこまで町のために尽くすことができたのか。
そして今、彼らの事跡はなぜ忘れ去られてしまったのか。
荘直温という「個人の歩み」、庄(荘)一族という「人々の足跡」を縦軸に、源平合戦の時代から現代まで、放送大学教授(東京大学名誉教授)の社会経済学者が、徹底した現地踏査と史料精査を経て書き上げた備中900年の歴史。

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