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暁斎絵本

日野原健司  著

太田記念美術館  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,760(税込)         

発行年月 2022年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画
ISBN 9784861529030
商品コード 1035135105
NDC分類 721.9
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年12月1週
書評掲載誌 産経新聞 2022/12/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035135105

内容

『北斎漫画』を超える!? 知られざる暁斎の魅力が凝縮
骸骨が、蛙が、妖怪が踊る!躍る!お祭り騒ぎ!

幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた絵師、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889)。近年、その自由奔放な画風が注目され、肉筆画や版画は展覧会・書籍等で多く紹介されてきましたが、その一方でこれまで注目されてこなかった「絵本」というジャンルがあります。

「絵本」とは、児童向けの本のことではなく、暁斎のさまざまな絵を一冊にまとめた木版の画譜のことです。骸骨から解剖図、蛙、猫、そして妖怪まで、暁斎の躍動感とユーモアあふれる絵が収録され、暁斎の晩年、その人気の高まりとともに多く刊行されました。急いでともかくまとめたという体なのか、1冊の本としては内容に統一感がないものが多いことも「絵本」の特長といえます。

本書は、太田記念美術館所蔵の版本から『暁斎漫画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎百鬼画談』をはじめとする代表的「絵本」から224点を厳選。暁斎の視線が明確になるように《人物と骸骨》《動物と自然》《妖怪と神仏》の3つの主要ジャンルに分類、全作品に絵解きの解説をつけて再構成することで、江戸と近代を行き来する浮世絵の妙、独自の諧謔性・ユーモアなど、「画鬼」と呼ばれた暁斎のさらなる魅力に迫ります。

本書は青幻舎文庫の大ロングセラー『北斎漫画』全3巻に続くシリーズとして刊行。山田写真製版所の特殊技術により、150年前の版画が現代に生き生きとよみがえりました。

*全作品に解説付。暁斎のユーモア、パロディがわかる!
*【寄稿】暁斎の娘であり絵師として生きた女性の生涯を描いた『星落ちて、なお』の澤田瞳子氏

【目次】
第1章 人物と骸骨
第2章 動物と自然
第3章 妖怪と神仏

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