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この社会で働くのはなぜ苦しいのか~現代の労働をめぐる社会学/精神分析~
樫村 愛子
著
発行年月 |
2019年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
244p,12p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784861827761 |
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商品コード |
1030976900 |
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NDC分類 |
366.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年11月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030976900 |
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著者紹介
樫村 愛子(著者):1958年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程満期退学。愛知大学文学部人文社会学科社会学コース教授。専門は社会学・精神分析。著書に「ラカン派社会学入門」ほか。
内容
《「 働き方改革」では語られないこと》
「本書は、労働が現在と新しい社会においてどのようなものとしてあるのか考察するにあたり、これまでの議論で欠けている、他者との関係で構成される主体の観点において、精神分析の枠組み、およびそれが社会構造と関与する点について社会学の枠組みで考察する」(本文より)。
現在、ネオリベラリズム(新自由主義)という新たな社会体制が、私たちの「労働」のあり方を一変させ、さまざまな歪みを生み出している。
ラカン精神分析やフランス社会学の知見を武器に、今日の「労働」が抱える問題の根底に社会構造と主体の変容を見出し、「就活」「コミュニケーション」「マネジメント」「うつ」など多角的・多層的な観点から精緻に読み解く。