短歌渉猟~和文脈を追いかけて~(まひる野叢書 第415篇)
今井恵子
著
発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
308p,14p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784862727800 |
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商品コード |
1039452311 |
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NDC分類 |
911.16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039452311 |
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著者紹介
今井恵子(著者):【今井恵子 略歴】
1952年 東京都生まれ。現在、埼玉県鴻巣市在住
1973年 早稲田大学在学中に「まひる野」に入会して作歌を始める
現在、「まひる野」の選歌・運営委員
歌集 『分散和音』(1984/不識書院)
『ヘルガの裸身』(1992/花神社)
『白昼』(1996/砂子屋書房)
『渇水期』(2005/砂子屋書房)
『やわらかに曇る冬の日』(2012/北冬舎)
『運ぶ眼、運ばれる眼』(2022/現代短歌社)
歌書 『富小路禎子の歌』(1996/雁書館)
『ふくらむ言葉』(2022/砂子屋書房)
編著 『樋口一葉和歌集』(2005/筑摩書房)
2008年 「求められる言葉」にて第26回現代短歌評論賞受賞
2023年 『運ぶ眼、運ばれる眼』にて第9 回佐藤佐太郎賞受賞
内容
人間にとって言葉とは何か、短歌が具えている日本語の生理とはどういうものか、著者は短歌に興味を持った当初から半世紀に渡り考え続けて来た。その解決できない問いに、短歌の鑑賞をとおして正面から向き合い、今日までの思いを綴った一書。
月刊誌「短歌研究」2017年1月号から年2019年6月号までの28回にわたる連載に加え、巻末に「短歌における「われ」の問題」を併収した。
「和文脈を追いかけて」という試みは短歌を詠むという営みを通して、
日本語という言語の〈生理〉がいかに豊饒な可能性を
蔵しているかを体得させてくれる。──池上嘉彦(帯より)