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鬼と異形の民俗学~漂泊する異類異形の正体~

飯倉義之  監修
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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 207p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784863102385
商品コード 1032814080
NDC分類 388.1
基本件名
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032814080

著者紹介

飯倉義之(監修):1975年、千葉県生まれ。國學院大學大学院修了後、国際日本文化研究センター機関研究員等を経て、現在、國學院大學文学部准教授。専門分野は口承文芸学、現代民俗論。怪異・怪談、妖怪伝承に造詣が深く、妖怪をこよなく愛し、研究室は全国で集めた妖怪グッズであふれている。
共著に『猫の怪』(白澤社)、共編著に『ニッポンの河童の正体』(新人物往来社)、『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版)、共監修に『京都・江戸 魔界めぐり』(NHK出版)、『日本の妖怪』(宝島SUGOI文庫)などがある。

内容

◎鬼はなぜ藤を嫌うのか?――『鬼滅の刃』ヒットに潜む異界の符牒
酒呑童子、百鬼夜行、ナマハゲ、羅城門の鬼…
日本人が長い歴史のなかで追いやった
怪異を具現化した「鬼」の正体とは?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

古(いにしえ)より、
鬼と喰うか喰われるかの「戦い」をしてきた日本人。
酒呑童子をはじめ、ナマハゲ、節分の鬼、雷神、羅城門の鬼などに登場する鬼は、
どれも見た目は人間のようでありながら、
角をもち、恐ろしい形相であるなどの特徴をもっている。
古くは日本書紀や風土記にも記述があるが、
多くは歴史や文化の周縁の域に追いやられつつも、
日本人にとっては存在を消し難い、畏怖の対象でもあった。
漫画『鬼滅の刃』が老若男女問わずブームとなったが、
そこで描かれる世界観も日本古来の鬼および鬼退治をモチーフにしており、
日本人の精神的な深奥に潜む「恐ろしいもの」への畏怖、
そしてそれへの克服がある。
本書では数多くの伝承・伝説・説話・芸能・絵画などが物語る「鬼」の実像に迫り、
現在の鬼滅ブームに至る過程を民俗学的に読み解いていくもの。

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