差異の繫争点~現代の差別を読み解く~
内容
目次
差異の繋争点-本書の狙い 第1部 異なる身体をめぐる争い-病と社会運動(病者の生に宿るリズム-ハンセン病患者運動の「多面性」に分け入るために 西陣地域における賃織労働者の住民運動-労働環境と医療保障をめぐって 血友病者本人による社会と結び付く活動の生成-Young Hemophiliac Club結成を中心に) 第2部 もつれあう差別と抗い-再編される性的秩序(トランスジェンダー・性同一性障害者の職場における実践と課題-労働規範と性別二元規範・異性愛規範 在日韓国人コミュニティにおけるレズビアン差別-交錯する差別/錯綜する反差別 主婦の労働実践としてのワーカーズ・コレクティブの岐路-「依存」と「包摂」のあいだで) 第3部 差別の体制-言説と装置の診断(「沖縄問題」の「入り口」で-べ平連の嘉手納基地ゲート前抗議行動と渡航制限撤廃闘争 やくざ集団の形成と差別-部落民/朝鮮人という問いとの関係から 社会調査者はなにを見たか-水俣病被害の構造的理解を求めて 国家の眼としての貧困調査) 思想と政治体制について-精神医学のエコノミー
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