横断する映画と文学(日本映画史叢書 12)
著者紹介
内容
目次
1 交流する映画・演劇・文学の軌跡(『狂った一頁』の群像序説-新感覚派映画聯盟からの軌跡 白糸、甦る。 映画『大菩薩峠』と中里介山-映画化をめぐる横断・交渉・痕跡) 2 戦争を刻印するフィルムとテクスト(デコちゃん教育-『綴方教室』と事変下の恐るべき女児たち 坂口安吾・未遂の国策映画『黄河』 大映社長・菊池寛の戦中・戦後) 3 高度経済成長下の映画と文芸(明日は青空-佐々木邦・源氏鶏太のユーモア文学と映画 長谷川伸と股旅映画-映画を見ることと暮らしの倫理性をめぐって 二つの『秋日和』-小津安二郎と里見〓(とん)) 4 スタジオシステムと文壇から遠く離れて(寺山修司、虚構の葬列-映画『田園に死す』の"私"をめぐって 中上健次と『火まつり』-映像化されないシナリオの余白)
カート
カートに商品は入っていません。