演劇と音楽
森 佳子, 奥 香織 著
内容
目次
《Ⅰ 台詞・音・音楽》 01 マルテッリアーノ詩形と演劇の音楽性──ゴルドーニによるマルテッリアーノ使用をめぐって=大崎さやの 02 文士俳優・土肥春曙の仕事──台詞術に着目して=村島彩加 03 ミュージカルにおける音楽について──『ウエスト・サイド・ストーリー』を例に=藤原麻優子 《Ⅱ 上演》 04 〈音楽をもっと大きく!〉──『リア王』(The History of King Lear)第四幕第七場において音楽が挿入される意味について=小菅隼人 05 オペラ《蝶々夫人》パリ版再考──演出台本から見えるもの=森 佳子 06 野田秀樹『半神』にみる音楽的創造力──台詞劇と劇中音楽=中野正昭 07 ハイナー・ゲッベルスの〈ミュージック・シアター〉──聴衆/観客を解放する〈教材〉=萩原 健 《Ⅲ 社会と音楽劇》 08 定期市の舞台から「ナショナル」な歌劇へ──国家・公権力との関係にみるオペラ=コミックの特質=奥 香織 09 ノエル・カワードの『作詞作曲』(一九三二)試論──言葉と音楽によるレヴュー=赤井朋子 10 コムデン&グリーンはいかにして「統合」と向き合ったか──『ベルがなっている』と『フェイド・アウト-フェイド・イン』の劇作術に見る美学=辻佐保子 11 変容し続けるジュークボックス・ミュージカル──ヴィーンにおけるミュージカルとポップ・ミュージックの関係を例に=田中里奈
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