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ハンセン病最初の女性医師服部ケサ~鈴蘭医院へ~

武田房子  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2022年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 254p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784864882590
商品コード 1035162959
NDC分類 289.1
個人件名 服部/けさ子
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035162959

著者紹介

武田房子(著者):1948年、福島県白河市生まれ。女性史研究家。福島大学卒。教職に就き、のち退職。
著書に『水野仙子』(ドメス出版)がある。

内容

ハンセン病者への偏見と差別があり、女性が医師になるのが困難であった大正時代に、ハンセン病者に尽くした女性医師。遺された日記を中心とした原資料を丹念にあたり、現地への取材を重ねた著者の集大成。「女性史、ハンセン病を研究されている方々に読んでほしいんのです」(著者)。
服部ケサは、1884年、福島県岩瀬郡須賀川村(現在の須賀川市)生まれ。1905年、東京女医学校に入学し、当時の医師制度が変更され、女性医師への道が限られるなか、1914年に医師免許取得。女医の就職先が少ないなか、三井慈善病院に看護師として勤務する。この病院で、看護師の三上千代と出会い、キリスト者となる。1917年、イギリス人女性宣教師コンウォール・リーと三上に乞われ、ハンセン病者が集落をつくっていた群馬県草津に向かい。翌年発足した聖バルナバ医院で医師として働く。1924年、持病の心臓病が悪化する中、三上とともに聖バルナバ医院を退職。新居を「鈴蘭医院」とするも、同年11月22日、心臓麻痺のため亡くなった。
1932年、聖バルナバ医院、鈴蘭医院の近くに、国立療養所栗生楽泉園が設立される。こうした服部の足跡を丹念にたどる。

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