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ジョン・ケージ作曲家の告白

ジョン・ケージ  著

大西 穣  翻訳
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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2019年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 125p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784865592061
商品コード 1030591069
NDC分類 762.53
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年09月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2019/09/01
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030591069

著者紹介

ジョン・ケージ(著者):1912〜92年。ロサンゼルス生まれ。現代音楽作曲家。著書に「サイレンス」など。

内容

1948年と1989年におこなわれた
ふたつの自伝的講演から
ジョン・ケージの生涯をたどる。
音楽の意味を根本から変えてしまった作曲家、
ジョン・ケージ(1912〜1992)が自ら半生を語った
ふたつの講演を収録した日本オリジナル企画。

コンパクトな文量、ユーモアを交えた平易な言葉で語られた
ケージの思想のエッセンス、創作活動の全体がわかる自伝による入門。
また、これらの講演ではじめて明らかになった新事実や
インスピレーションの源泉にも触れられており
ケージの生涯を知る上で必読の内容となっている。

【本書に収録したふたつの講演】
「作曲家の告白」1948年
30代半ばにしてはじめて自らの半生を語った講演。
彼はなぜ作曲家をこころざし、音楽に何を託していたのか。
ピアノの概念を覆した「プリペアド・ピアノ」の発明秘話や、
この4年後に発表される無音の音楽《4分33秒》の構想など
具体的な作品への言及のみならず、近代化が進む時代において
音楽にいったい何ができるのかといった根源的な問いにも触れられている。

「自叙伝」1989年
京都賞の受賞を記念して日本でおこなわれた講演。
死を3年後に控えた77歳のケージが創作人生を振り返り、
禅や鈴木大拙といった東洋思想への接近、地衣類やキノコへの愛、
晩年の美術作品への傾倒など、自身の全体像がくまなく語られている。

【本文より】
「わたしが一番好きな音楽とは、まだ聴いたことのない音楽です。
わたしは自分が作曲する音楽を聴いているのではありません。
わたしは聴いたことのない音楽を聴きたいから作曲しているのです。」

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