丸善のおすすめ度
シューベルトの手当て
クレール・オペール
著
鳥取絹子
翻訳
発行年月 |
2023年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784865592856 |
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商品コード |
1037378786 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2024年01月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2023/12/10、毎日新聞 2024/02/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037378786 |
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著者紹介
クレール・オペール(著者):1966年パリ生まれ、医師とアーティストの家庭に育つ。チェロ奏者、アートセラピスト、作家。
1993年、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を卒業、国際コンクールで数多くの賞を受賞する。並行して、ソルボンヌ大学で哲学修士号、トゥール大学医学部でアート・セラピーの学位を取得。チェロ奏者として、若手の指導にも熱心に取りくみ、現在、ザハール・ブロン音楽院(スイス、チューリヒ)とムジカ・ムンディ(ベルギー、ワーテルロー)でチェロを教えている。
1997年から、アメリカ人臨床心理士ハワード・ブーテンと共同で自閉症の患者を対象に音楽療法をはじめ、ついで老人ホームの認知症患者のケアに同伴、2011年、パリのサント゠ペリーヌ病院緩和ケア病棟のスタッフとして採用され、現在はリヴ・ド・セーヌ総合病院の緩和ケア病棟などほかの病院にも活動の場をひろげている。音楽療法士としての豊富な経験をもとに、アートと治療の関係について研究、医学関係の学会などで定期的に講演をおこない、世界各地(スイス、スペイン、イスラエル、カナダ、アメリカ、日本など)を訪れている。
夫のルステム・サイ…
鳥取絹子(翻訳):翻訳家、ジャーナリスト。著書に『「星の王子さま」隠された物語』(KKベストセラーズ)など。訳書に『移民と現代フランス』(集英社新書)、『素顔のココ・シャネル』『私はガス室の「特殊任務」をしていた』『ウクライナ現代史』(以上、河出書房新社)、『巨大化する現代アートビジネス』(紀伊國屋書店)、『崩壊学』(草思社)、『地図で見るアフリカハンドブック』ほか〈地図で見る〉シリーズ(原書房)など多数。
内容
チェロの調べが、患者の痛みと苦しみを癒やす──
演奏家/アートセラピストの著者が起こした奇跡の音楽療法。
介護にたずさわる人、認知症の家族をもつ人、
死を前に不安をかかえる人たちに贈る感動の物語!
重度の自閉症患者、認知症の高齢者、終末医療を受ける患者の前で、
20年以上にわたってチェロを弾きつづけてきたフランス人チェリストが
音楽がもたらす癒しと出会いの体験をつづる。
「わたしははじめて、目の前で、激痛に苦しむ患者の
痛みが急激に緩和されたのをはっきり見たのだ」(本文より)
驚きというより、奇跡(著者)
10分間のシューベルト=5ミリグラムのモルヒネ(緩和ケア担当医師の証言)
2012年4月、パリの認知症患者のための老人ホーム。
ある入居者が、包帯の交換の痛みに悲鳴をあげている。
看護師たちが格闘するかたわらに響くチェロのやわらかな音色。
クレールがシューベルトを弾きはじめると、
患者は急に静かになり、看護師たちに身をあずける。
老人はその後も、クレールのチェロ演奏があるときに限って、
つらい処置を受け入れるようになった。
音楽が痛みをやわらげ、症状を緩和したのである──。
2021年のフランス「音楽家の本」賞を受賞し、
英語、ドイツ語ほか4カ国語に翻訳された話題の書、ついに邦訳!
◎著者来日情報
2023年11月下旬、奇跡の調べを奏でるチェロを手に著者が来日!
「オペールと彼女の業績を知ってほしい!」と在日フランス大使館、日仏学院などの強力なバックアップも得て、日本各地でイベントに出演!