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幕末の女医、松岡小鶴~1806-73~

松岡 小鶴, 門 玲子  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2016年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 280p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784865780802
商品コード 1021527218
NDC分類 289.1
個人件名 松岡/小鶴
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年10月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2016/10/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021527218

著者紹介

松岡 小鶴(著者):文化3〜明治6年。播磨国生まれ。父の医業を継いで、当時珍しい女性の医者となった。
門 玲子(著者):1931年石川県生まれ。金沢大学文学部卒業。作家、女性史研究家。

内容

日本民俗学の父、柳田国男。その祖母は、漢詩文をものする女性医師であった。柳田国男の祖母、松岡小鶴は病弱な少女時代に、父が門人に教えるのを傍らで聞いて儒・仏・和学・算学を学び、長じては独学で医術を身につけた。父の没後に、一人息子を育てつつ、医師として診療をし、寺子屋をいとなみもした。子間引きの悪習をやめさせるよう説ききかせた女性でもある。離れて暮らす息子に母の思いを書き送った「南望篇」、そしてすぐれた天分を発揮した漢詩、心こもる手紙。小鶴の世界を、読み下し文、豊富な注、そして現代語訳で読み解きながら、その稀有な人物像に迫る。

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