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フクシマの医療人類学~原発事故・支援のフィールドワーク~
辻内 琢也,
増田 和高
編
発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
330p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/労働・産業衛生学 |
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ISBN |
9784866160801 |
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商品コード |
1029622495 |
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NDC分類 |
498.89 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年03月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029622495 |
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著者紹介
辻内 琢也(編者):1967年,愛知県生まれ。1992年,浜松医科大学医学部卒業,医師。東京大学大学院医学系研究科(内科学・ストレス防御心身医学)修了,博士(医学)。千葉大学大学院社会文化科学研究科(文化人類学)単位取得退学。2003年より早稲田大学人間科学部で教鞭をとり,現在,早稲田大学人間科学学術院教授,同災害復興医療人類学研究所(WIMA)所長,浜松医科大学医学部・看護学部(医療人類学)非常勤講師。震災支援ネットワーク埼玉(SSN)副代表。日本心身医学会認定心身医療「内科」専門医,日本医師会認定産業医。
2013年,ハーバード大学医学部難民トラウマ研究所(HPRT)、マサチューセッツ総合病院精神科リサーチフェロー。
増田 和高(編者):1982年,滋賀県生まれ。2005年,琉球大学法文学部人間科学科卒業。2010年,大阪市立大学生活科学研究科博士課程満期退学。博士(学術)取得(大阪市立大学,2012),社会福祉士。NPO法人障害者自立生活支援センター・スクラムに勤務後,早稲田大学人間科学学術院助手・助教,鹿児島国際大学福祉社会学部社会福祉学科講師をへて,現在,武庫川女子大学心理・社会福祉学科講師,早稲田大学災害復興医療人類学研究所(WIMA)招聘研究員。
内容
生きることを諦めない
原発事故で避難してきた人々の記録
この本は,前例のない事態において長く続く厳しい状況を生き抜く人々の記録であり,同時にそうした状況に際して,臨床的アカデミズムがいかにふるまうべきなのかを問いかける記録でもある。
福島・浜通り。2011年3月の東日本震災と,その直後に起きた福島第一原子力発電所の事故によって,避難と転居を余儀なくされた多くの人々。本書は,彼らへの支援とフィールドワークを行った医師で医療人類学者 辻内琢也と,その同僚たちによる記録である。
辻内らは,事故直後から埼玉県に避難してきた人々とのかかわりを始め,まずは医療者,臨床家として心を配り,その後,長く続く裁判や補償問題にまで携わっている。そのかたわら被災者のやりきれない気持ちと怒りと嘆きを受けとめ,多くのインタビューを行ってきた。
医療人類学者は,この事故に何を見たのか。フクシマの過去,現在,未来をつづる。