萱野稔人（著者）：1970年生まれ。哲学者。津田塾大学教授。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。哲学に軸足を置きながら現代社会の問題を幅広く論じる。主な著作に『国家とはなにか』（以文社）、『暴力はいけないことだと誰もがいうけれど』（河出書房新社）、『死刑 その哲学的考察』（ちくま新書）、『社会のしくみが手に取るようにわかる哲学入門』（サイゾー）など。テレビ番組のコメンテーター、ニュース解説者等としても活躍。

「なぜ人類だけが直立二足歩行をするのか?」「ヒトの本性は協力的なのか、攻撃的なのか?」「なぜ人々は結婚しなくなったのか?」「人間にとって言葉とは何か、AIにとって言葉とは何か?」人間の本質を問いただす“究極の問い”を論じ合うーー。

【対談ゲスト】
更科功『絶滅の人類史』/佐藤健太郎『世界史を変えた薬』/川添愛『言語学バーリ・トゥード』/荒川和久『「一人で生きる」が当たり前になる社会』/山本健人『すばらしい人体』/安藤寿康『教育は遺伝に勝てるか?』/吉田たかよし『宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議』/川合伸幸『ヒトの本性』/樫永真佐夫『殴り合いの文化史』/赤川学『これが答えだ! 少子化問題』/佐藤岳詩『「倫理の問題」とは何か～メタ倫理学から考える～』