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予言獣大図鑑

長野 栄俊, 岩間 理紀, 笹方 政紀, 峰守 ひろかず  著

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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2023年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 343p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784867660263
商品コード 1037540168
NDC分類 388.1
基本件名 妖怪
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年01月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037540168

著者紹介

長野 栄俊(著者):福井県文書館職員(福井県立図書館司書を兼務)。共著に『日本奇術文化史』『近代日本奇術文化史』(東京堂出版)、分担執筆に『忍者学大全』(東京大学出版会)、『妖怪文化研究の最前線』『妖怪文化研究の新時代』(せりか書房)など。予言獣を扱った論考は上掲のほか「変質するアマビエ」「アマビエのかわら版を読む」などがある。
○推し予言獣は「海彦」。勤務先の書庫で偶然目にして、この不気味な横顔と三本足に憑かれました。
岩間 理紀(著者):毎日新聞記者。2013年に入社し、高知、福井、福島の各支局や東京科学環境部に所属。米国のビキニ水爆実験を巡る被ばく者問題や、東京電力福島第一原発の廃炉などを取材する一方で、妖怪の記事を執筆。主な取材に、連載「アマビエの正体を追って」、「謎の光線出す玉持ったアマビエの仲間を確認」、「『きたいの童子』ルーツは『陰陽師』か」など。
○推し予言獣は「人にもあらず魚にもあらず」の備後の予言獣。なんだこのインパクト。初めて目が合った時、本当に背筋がぞくぞくしました。
笹方 政紀(著者):東アジア恠異学会会員。論文に「近世疫病神と妖怪―甘酒婆の全国的展開から」(『御影史学論集』37号)、「戦時に件(クダン)を語る訳―戦時流言に関する一考察」(『世間話研究』27号)、東雅夫氏との対談「クダン対談 クダン研究の最前線」(『クダン狩り-予言獣の影を追いかけて』白澤社)。他に妖怪同人誌『怪魅型』『お化け研究 上方』を編集。
○推し予言獣は、長く付き合っているので「件(クダン)」を。
峰守 ひろかず(著者):小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビュー。著作に『少年泉鏡花の明治奇談録』『金沢古妖具屋くらがり堂』『今昔ばけもの奇譚』『ゲゲゲの鬼太郎(TVアニメ第6期ノベライズ)』など。予言獣を扱った作品に『ほうかご百物語8』、『絶対城先輩の妖怪学講座 十』(いずれもKADOKAWA)、『アマビエを探しに』(『文芸ラジオ』8号)などがある。
○推し予言獣は「左立領」。中に二人くらい入っていそうなデザインが着ぐるみ怪獣愛好家としてはたまりません。

内容

ユルく、愛らしく、謎な獣たち! 予言獣はこんなにいた!
150点以上の資料を収めた、本邦初の予言獣大図鑑。
予言獣を再定義し、十二系統に分類。それぞれの名称・別名・収載資料名・所蔵機関・資料形態・予言獣出現日・図版・翻刻・現代語訳を収録。図書館司書・アーキビストである長野栄俊が蒐集してきた資料をもとに編んだものである。
クダン研究を牽引する〝クダニスト〟笹方政紀、小説家であり〝フォークロア・コレクター〟でもある峰守ひろかず、わが国屈指の〝予言獣ハンター〟岩間理紀も加わり、全力で予言獣を追うテキストも収載。
「四人でコツコツ蒐集した資料や事例は、独り占めするのではなく、多くの方と共有したい。そんな思いで作った本書をぜひとも楽しんでほしい。ようこそ、予言獣の世界へ!」

【予言獣の多くは、非合法の印刷物=かわら版として即席に印刷されたものであり、またはそれらを絵心のない素人が転写したものも多くある。したがって、石燕や国芳、水木の妖怪画との間には絵としての完成度に雲泥の差がある。それでも、庶民がさまざまな思いで描いたこれらの図像には、何とも言えない妙味がある。まずは、ページをパラパラめくり、ユルかったり、愛らしかったり、謎だったりする予言獣の姿形を眺めてみてほしい。】……「はじめに」より

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