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学術会議問題~科学を政治に従わせてはならない~
深草徹
著
発行年月 |
2023年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
221p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784871542302 |
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商品コード |
1035891835 |
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NDC分類 |
316.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035891835 |
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著者紹介
深草徹(著者):深草 徹(ふかくさ とおる)
1946年6月28日生。1965年愛知県立旭丘高等学校、1969年東京大学法学部各卒業。鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録(兵庫県弁護士会)。国道43号線道路裁判、尼崎公害裁判、川崎重工配転拒否解雇裁判、三菱重工職業性難聴集団裁判、市立尼崎高校障害者入学拒否裁判など公害事件、労働事件、憲法が保障する基本的人権に関わる事件を多数担当。2018年弁護士リタイア。深草憲法問題研究室。九条の会.ひがしなだ共同代表世話人
著書・論文に、『9条とウクライナ問題 試練に立つ護憲派の混迷を乗り超えて』(あけび書房)、『戦後最悪の日韓関係 その責任は安倍政権にある』(かもがわ出版)、『「慰安婦」問題の解決 戦後補償への法的視座から』(花伝社)、「『9条加憲』は自衛隊を普通の軍隊とする一里塚」(季刊『人権問題』第51号・兵庫県人権問題研究所)、「独立国の矜持とは~外国軍隊の撤退を求めた明治政府~」(同第53・54号)など。
内容
2020年10月1日、内閣総理大臣菅義偉により、日本学術会議(以下「学術会議」という)が推薦した会員候補のうち6名が任命拒否されるという前代未聞の事件が報じられた。この事件は、その後連日メディアに大きく取り上げられ、人々の大きな関心を集めた。しかし、任命拒否後、時日の経過とともに、当事者や学術会議関係者、一部の熱心な人々を除いては、次第に人々の関心が薄れ、忘れ去られていった。日々新たな事件が発生する日常にあって、それもいたしかたないことかもしれない。
そうした状況を横目に見ながら、政府・内閣府は、自民党の後押しを受けて、任命拒否をそのまま放置する一方で、学術会議の在り方に論点をすりかえ、「改革案」の検討を進め、2022年12月6日には、「日本学術会議の在り方についての方針」(内閣府)を公表するに至った。その内容は、後に詳述するが、政府はこれをもとに「できるだけ早期に関連法案の国会提出を目指す」ことを打ち出している。一方、学術会議は、12月21日、総会決議を経て、政府・内閣府に再考することを求める声明を発表した。
……
本書は、これらの論評記事をもとにして書き下ろしたものである。学術会議が、国からもいかなる政治勢力からも独立し、自由で自主的な存在であり続けられることを強く願い、「科学を政治に従わせてはならない」とサブタイトルをつけた。読者にもその願いを共有していただければ幸いである。(「はしがき」より)