著者紹介
本庄豊(著者):本庄 豊(ほんじょう ゆたか)
専門研究分野は近現代日本社会運動史、戦後社会史。1954年、群馬県碓氷郡松井田町(現:安中市)に生まれる。父がレッド・パージで高校教員の職を追われたため、母は駄菓子屋で生計を立てる。新聞配達や牛乳配達をしながら思春期を過ごす。県立前橋高等学校を経て、東京都立大学卒。国家公務員、地方公務員勤務後、京都府で公立中学校や私立学校(立命館宇治中学校・高等学校)で社会科教員。現在、立命館大学・京都橘大学非常勤講師。歴史教育者協議会副委員長、社会文学会理事。
主な著書に『ポランの広場 瓦解した「宮沢賢治の理想郷」』(かもがわ出版、2007年)『テロルの時代 山宣暗殺者黒田保久二とその黒幕』(群青社、2009年)『魯迅の愛した内山書店 上海雁ヶ音茶館物語』(かもがわ出版、2014年)『戦争孤児 「駅の子」たちの思い』(新日本出版社、2016年)『「明治150年」に学んではいけないこと』(日本機関紙出版センター、2018年)『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』(吉川弘文館、2023年)などがある。