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シリア内戦

安武 塔馬  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2018年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 397p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784871773485
商品コード 1028798738
NDC分類 302.275
基本件名 シリア
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年01月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028798738

著者紹介

安武 塔馬(著者):ベイルート・アメリカ大学大学院(中東アラブ研究)卒業。1990年からパレスチナ、イスラエル、レバノン、UAEなど中東在住歴は20年を越える。著書に『レバノン 混迷のモザイク国家』(2011)。ジャパンメールメディアで『レバノン 揺れるモザイク社会』(2005~2007)を連載。独自の視点で中東情勢分析を続けている。

内容

2011年3月6日、アサド政権打倒を呼びかけた落書きを理由に少年15人が秘密警察に逮捕され、拷問を受けた。同15日、首都ダマスカス旧市街で、抗議のデモが起こる。
以降、抗議デモはシリア全土に飛び火した。当初、アサド政権と反体制派の戦いであったところに、ISILをはじめとするジハーディストが登場し、米国を含む有志国連合が「対テロ戦争」としてそれに向き合うことになる。さらにはサウジアラビアとイランの代理戦争、トルコとクルドの対立なども、シリア内戦に組み込まれることになった。
国際社会はこの紛争を止めることができず、やがてはロシアも参戦し反体制派は離合集散を繰り返す。シリアの国民は、毎日のように殺害され、難民として周辺諸国に逃れている。
なぜ、シリアという国はこのような状態になってしまったのか。ISILの勢力が削がれ、反体制派はイドリブ県に追い詰められてはいるものの、仮にアサド政権が勝利したとして、大多数の難民は帰国することができないだろうし、クルド勢力は東部を実効支配している。
この先シリアはどうなるのか。本当の意味で、シリアが元の統一国家に戻る道筋は、全く見えてこない。本書では、この複雑な構図を時系列で解きほぐし、レポートしていく。
第2次大戦後最悪の人道危機がなぜ、どのように起きているのかを理解するための1冊。

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