丸善のおすすめ度
<あいだ>に生きる~ある沖縄女性をめぐる経験の歴史学~
冨永悠介
著
発行年月 |
2019年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
7p,313p,6p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
---|
|
|
ISBN |
9784872596359 |
---|
|
商品コード |
1029742794 |
---|
NDC分類 |
222.406 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2019年05月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029742794 |
---|
著者紹介
冨永悠介(著者):大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、タイ王国チェンマイ大学人文学部東洋言語学科日本語専攻講師。
主な論文として「『琉僑管理案』に見る沖縄出身者の歴史経験―その経験のゆくえと場の関係性を中心に―」(杉原達編著『戦後日本の経験―断裂し重なり合う歴史と対峙する』青弓社、2018年)など。
内容
第二次世界大戦を挟む激動の20世紀に翻弄されながら、沖縄と台湾を舞台に生き抜いた女性・宮城菊。彼女が記したノートと聞き取り、周囲の関係者へのインタビューから菊の半生を辿ることで、台湾・沖縄・朝鮮・日本の関係史を描きなおし、ひとが「生きる」こと、「生きたこと」の証を捉えなおす。国、言葉、貧困、戦争、信仰――さまざまな〈境界〉のなかで生きる人びとから見える、新たな歴史像。