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近代日本と中国の装いの交流史~身装文化の相互認識から相互摂取まで~

劉玲芳(LIULINGFANG)  著

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価格 \5,940(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,324p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784872597028
商品コード 1031980882
NDC分類 383.1
基本件名 服装-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031980882

著者紹介

劉玲芳(LIULINGFANG)(著者):1990年中国湖南省生まれ。大阪大学日本語日本語文化教育センター特任助教、国際日本文化研究センター共同研究員。
専門は、日中文化交流史、服飾文化学、比較文化学。2017年4月から2019年3月まで、日本学術振興会特別研究員(DC)。2018年に大阪大学言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程修了。博士(日本語・日本文化)。東アジア文化交渉学会、服飾文化学会、日本風俗史学会、比較文化学会会員。2019年に中国留日同学会優秀論文賞大阪府知事賞を受賞。
主な論文に、「中国における学生服の誕生と変遷」『風俗史学』第67号、日本風俗史学会(単著、2018年)/「日本人男性と『支那服』の関わり―1910-40年代を中心に―」『日本語日本文化研究』第28号(2018年、単著)/「清末民初の中国における『東洋髻』の起源と流行」『比較日本文化研究』第19号、風響社(単著2019)、など刊行論文16本がある。

内容

近代の日中において相手国の身装を着用する動機の違い、効果、影響の差異とは何だったのか。1900-1920年代の日中の交流のなか、それぞれの文化に驚き、差別を生みながらも身装文化は双方で取り入れられていった。日本人も中国人も同じように、洋服がアジア人である自分たちには合わない服だと認識し、自国の伝統の服装も否定し、中国では日本の服装への、日本では中国の服装への憧憬が生まれていった。本書では「近代化=西洋化」に拘泥するあまり見えにくくなっていた両国の交流、これまで曖昧だった学生装、日本の学生服、中山装について、歴史と実態も明らかにし、東アジア交流史の研究分野に新たな一視座を与えるものである。

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