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技能実習生と日本語教育

真嶋潤子, 牟田和男, 宋弘揚, 道上史絵, トゥ トゥ ヌェ エー, 近藤美佳, 中谷真也, 荒島和子, 吉川夏渚子, 藤原京佳, 樋口尊子, 平井一樹, 岩城あすか  著

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価格 \6,600(税込)         

発行年月 2021年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,421p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784872597387
商品コード 1033742644
NDC分類 810.7
基本件名 日本語教育(対外国人)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033742644

著者紹介

真嶋潤子(著者):大阪大学 名誉教授、招へい研究員ジョージア大学(アメリカ)教育学大学院博士課程修了 教育学博士
牟田和男(著者):テュービンゲン大学(ドイツ)哲学・歴史学部修士課程修了
宋弘揚(著者):東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士後期課程(人文地理学)金沢大学大学院人間社会環境研究科人文学専攻博士前期課程修了
道上史絵(著者):大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程津山工業高等専門学校総合理工学科 特命助教大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻博士前期課程修了
トゥ トゥ ヌェ エー(著者):岡山大学日本留学情報センター ミャンマー(OJEIC)アソシエイトコーディネーター大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程修了 博士(日本語・日本文化)
近藤美佳(著者):大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻 助教京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了 博士(人間・環境学)
中谷真也(著者):大阪大学言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士前期課程修了
荒島和子(著者):大阪大学外国語学部 非常勤講師大阪外国語大学大学院言語社会研究科国際言語社会専攻日本コース博士前期課程修了
吉川夏渚子(著者):大阪大学外国語学部 非常勤講師大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士前期課程修了
藤原京佳(著者):京都産業大学 外国語契約講師大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻博士後期課程単位取得退学 博士(文学)
樋口尊子(著者):大阪大学日本語日本文化教育センター 非常勤講師立命館大学大学院言語教育情報研究科言語教育情報専攻修士課程修了
平井一樹(著者):甲南大学国際交流センター 日本語特任講師大阪外国語大学大学院言語社会研究科国際言語社会専攻日本コース博士前期課程修了
岩城あすか(著者):公益財団法人箕面市国際交流協会 箕面市立多文化交流センター 事務局次長イスタンブール大学(トルコ)社会科学研究所修士課程修了

内容

なぜ彼らは日本語ができないのか?――失踪、病気、自殺といった技能実習生をめぐる問題において、「言葉」の問題は決定的である。今や留学生の数を超える技能実習生たちには、どのような日本語教育が必要なのか。受け入れる我々は、彼らにどのように向き合っていくべきなのか。国内外の異なる立場の関係者の思惑に迫りながら、かみ合わない制度の実態と課題を浮き彫りにする。

まず、これまでの外国人労働者受け入れの経緯とともに技能実習制度・技能実習生の現状を整理し、彼らが各送り出し国でどのような制度・教育のもとに日本にやってくるのかを明らかにする。そして、受け入れ機関で行われている日本語教育や職場でのコミュニケーションの実情から、今後のあるべき交流を展望する。さらに先行事例として台湾、韓国の外国人労働者受け入れ制度の概容と課題を確認し、少子高齢化への対応を考える。

特別補論として、技能実習生の日本語能力の口頭アセスメント結果を掲載し、日本語能力にかかわる具体的な問題と需要を検討する。

前著『母語をなくさない日本語教育は可能か』で扱った日本に住む外国ルーツの子どもたちに続いて、日本で働く外国人労働者の課題を考え、外国人と共生できる社会を目指す。

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