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日本語の地殻変動~ラレル・テアル・サセルの文法変化~

角田 太作  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2021年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,270p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784874248683
商品コード 1033656622
NDC分類 815
基本件名 日本語-文法
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年11月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033656622

著者紹介

角田 太作(著者):角田太作 (つのだ たさく)

群馬県生まれ。東京大学文学部卒業。Monash University大学院修士課程卒業(MA 取得)、同博士課程卒業(PhD 取得)。言語学専攻。主な研究分野はⅰオーストラリア原住民語学、ⅱ言語類型論、ⅲ言語消滅危機と言語再活性化。Griffith University、名古屋大学、筑波大学、東京大学、国立国語研究所を経て、国立国語研究所名誉教授。
著書にThe Djaru language of Kimberley, Western Australia(Canberra: Pacific Linguistics 1981)、『世界の言語と日本語』(くろしお出版、1991/改訂版 2009)、Language endangerment and language revitalization (Berlin and New York: Mouton de Gruyter 2005)、A grammar of Warrongo (Berlin and New York: De Gruyter Mouton 2011)などがある。

内容

「熊がやむを得ず射殺されました」「魚が一生懸命運ばれています」…著者の感覚では不自然と感じる、ラレル・テアル・サセルを使った文の表面下にあるものを探り、文法面だけでなく、意味面でも変化が多数起こっていることを見る。

■「まえがき」より
本書の主な目的は現代の日本語に起こっている変化について述べることである。比喩的に言えば、そして、やや大袈裟に言えば、現代の日本語に地殻変動のようなものが起こっていることについて、主に述べる。(中略)
国立国語研究所に勤務していた時のことである。2011年だったと思う。所内の集まりで、私から見て違和感を覚える受動文について話したところ、そこにいた所員のほぼ全員が、違和感が無いと言った。「どこがおかしいんですか?」という反応であった。日本語の専門家の方々がこのような反応をしたので、私は「これは大変だ。本にして書かなければ」と強く思った。その結果が本書である。

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