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「させていただく」大研究~「させていただく」がなかったら敬語は崩壊する!?~

椎名 美智, 滝浦 真人  編
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価格 \3,960(税込)         

発行年月 2022年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 2p,327p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784874249246
商品コード 1035700495
NDC分類 815.8
基本件名 日本語-敬語
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年02月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035700495

著者紹介

椎名 美智(編者):椎名 美智(しいな みち)
お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学、ランカスター大学大学院博士課程修了(Ph.D)、放送大学大学院博士課程修了(博士(学術)) 
現在、法政大学文学部教授
専門は歴史語用論、コミュニケーション論
主な著書:
『歴史語用論入門―過去のコミュニケーションを復元する―』(共編著)大修館書店、2011年
『「させていただく」の語用論―人はなぜ使いたくなるのか―』ひつじ書房、2021年
『「させていただく」の使い方―日本語と敬語のゆくえ―』角川新書、2022年
など
滝浦 真人(編者):滝浦 真人(たきうら まさと)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、博士(文学)(北海道大学)
現在、放送大学教授
専門は言語学、語用論、イン/ポライトネス論
主な著書:
『日本の敬語論―ポライトネス理論からの再検討―』大修館書店、2005年
『ポライトネス入門』研究社、2008年
『日本語は親しさを伝えられるか』岩波書店、2013年
など

内容

なぜ皆、こんなにも「させていただいて」いるのか? 敬意不足が気になってつい使ってしまう現代人に贈る論文集。時空を旅し、辞書から漫才、食べログ、歌詞など探索し、「一人勝ち」の原動力を考えながらその正体に迫る。

■「はじめに」より
授受動詞には「やる・あげる・さしあげる」「もらう・いただく」「くれる・くださる」という3系列7動詞があり、本動詞としてだけでなく、他の動詞の後ろにつく補助動詞としても使われている。本書は、補助動詞として使われている授受動詞、特に「させていただく」に焦点を当てて、さまざまな分野の言語学者が各自の専門の視点から分析した論考を集めた論文集である。
(中略)
本書の特徴は、普段なら同じプラットホームで議論を交わすことのない異なる専門領域の言語学者たちが集結し、もっぱらモラウ系ベネファクティブ「させていただく」について論じた点にある。これほどバラエティに富んだ専門分野の研究者が一堂に会し、同一テーマを論じたことがこれまであっただろうか。執筆者の方々には、「させていただく」研究の決定版を目指した『「させていただく」大研究(仮)』への執筆を依頼した。今、その(仮)を取って、本書のタイトルとして掲げたい。(ただし、「させていただく」があまり使われていない時代や分野の分析を専門とする方には、「ていただく」を論じてもらっている。)

■編者・執筆者
編者
椎名 美智(しいな みち)
お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学、ランカスター大学大学院博士課程修了(Ph.D)、放送大学大学院博士課程修了(博士(学術)) 
現在、法政大学文学部教授
専門は歴史語用論、コミュニケーション論

滝浦 真人(たきうら まさと)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、博士(文学)(北海道大学)
現在、放送大学教授
専門は言語学、語用論、イン/ポライトネス論

執筆者
飯間 浩明(いいま ひろあき) 国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員
井上 史雄(いのうえ ふみお) 東京外国語大学・明海大学 名誉教授
荻野 千砂子(おぎの ちさこ) 福岡教育大学教育学部 准教授
日高 水穂(ひだか みずほ) 関西大学文学部 教授 
塩田 雄大(しおだ たけひろ) NHK放送文化研究所 主任研究員
山田 敏弘(やまだ としひろ) 岐阜大学教育学部 教授

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