“夢”哲学原論<綱要>~人が見る夢の世界、その精神・身体原理<講義>ヘーゲル・ヤスパースに~
南鄕 継正
著
発行年月 |
2023年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
284p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784874741979 |
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商品コード |
1036366215 |
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NDC分類 |
104 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036366215 |
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著者紹介
南鄕 継正(著者):中学時代に『哲学とは何か―カントとヘーゲル』で哲学に憧れを抱き、高校時代に『観念論と唯物論』で弁証法の偉大性を知り、大学入学と同時に弁証法の学習途上で、三浦つとむに私淑。
後に滝村隆一に学的論文の展開法を学び、国家論を哲学の歴史の中で修得す。
加えて武道空手、武道居合、武道合気の武道修業・修行の中で弁証法・認識論の内実を試み、かつ、学的体系化を果たす。
1972 年に旧日本論理学研究会を発足させ、第一級の秀才たちと学的体系化の歴史的再措定に挑む。
現在は『学城』を若手学究をも加えて発刊し続ける。
内容
本書は、夢に関わる問題を、人類の原点に立ち戻って解明した、学問〔Wissenschaft〕的には初の画期的な著作であり、かつ、学問〔Wissenschaft〕的な原理・原論のレベルでの、初の哲学的講義である。
端的に説けば、「夢の問題」は古く、かつ新鮮であるといってよいであろう。
「古く」とは、精神病理では解決が困難であるゆえ、未だに医師を悩ませ続けてきているからである。
「新鮮」とは、それが学問〔Wissenschaft〕的レベルで問われたことが一度もないからである。
すなわち、その問題を個別的・技能的に問う人はいる。
だが、学問〔Wissenschaft〕的原理・原論としては、学的世界の誰も問うたことはない。
著者、南鄕継正は、ヘーゲル『精神現象学』、ヤスパース『精神病理学総論』の実質を究め、以上の 2 著作の事実的・学問〔Wissenschaft〕的欠陥を乗り越えたといえる。
その実際が、本書に「講義」として見事に展開されている。