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香害は公害~「甘い香り」に潜むリスク~

水野 玲子  著

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発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 95p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/環境衛生学
ISBN 9784880493374
商品コード 1031998372
NDC分類 498.4
基本件名 環境衛生
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031998372

内容

Ⅰ 香害で苦しむ人が7000人
①香りつき製品のニオイで被害/②初のアンケート調査で、驚くべき結果③エスカレートする「香りブーム」/④香料の90%以上は、石油由来の合成香料⑤いろいろある香料の抽出方法/⑥香料の健康影響

Ⅱ 柔軟剤と香り・消臭カプセル
①柔軟剤には、何が入っている?/②米環境保護庁が公表したこと③香り・消臭商品の新技術「マイクロカプセル」/④マイクロカプセルは人体を汚染!⑤マイクロカプセルの80%は河川に/⑥ワイシャツのクリーニング、切手や絵本にも

Ⅲ 甘い香りに潜むリスク
①アロマデフューザー、よい香りが作業効率を高める?/②香りつき製品からホルモンかく乱物質/③有名ブランドの香水からも環境ホルモン/④香料のもうひとつの危険性?「光毒性」/⑤香りつき製品に使われる物質の約半分は人体に有害/⑥25の香りつき製品から133種類の有害物質/⑦香りつき製品による健康影響—海外の研究論文/⑧天然、オーガニックだから安全?⑨アロマにも、ちょっと注意を⑩消毒剤の多用で慢性閉塞性肺炎のリスク上昇
コラム1 嗅覚はいのちの危険を知らせる生命維持の要/コラム2 香害は第2の“受動喫煙”/コラム3 誰でも香害被害者になる

Ⅳ 海外の香害対策と日本
①より安全な選択としてフレグランスフリー製品を推奨/②フレグランス・フリー・ポリシー(香り製品自粛の方針)/③アメリカ 学校での香害対策の最前線/④アメリカの市民団体、P&Gに成分開示要求/⑤アメリカでは、7種類のフレイバー(食品香料)使用禁止/⑥国内の香害対策、進む地方議会の動き(香料自粛の呼びかけを行っている都道府県および市町村・区)
⑦香りつき製品、有害物質の規制は?/⑧薬機法(旧薬事法)の規制対象外

新たな空気公害 「香害」から家族を守るために

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