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想起の音楽~表現・記憶・コミュニティ~(文化とまちづくり叢書)
アサダ ワタル
著
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
198p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784880654478 |
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商品コード |
1027474518 |
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NDC分類 |
761.13 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年07月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027474518 |
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著者紹介
アサダ ワタル(著者):1979年生まれ。大阪出身。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学。博士(学術)。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員。アーティスト、文筆家。著書に「住み開き」等。
内容
懐かしい音楽を介して、忘れていた記憶を突如として思い出すことがある。 その記憶をもとにその場にいる誰かと語り合い、エピソードを交換しあう。喫茶店のBGM、テレビの歌番組、カラオケで誰 かが歌った曲、結婚式や同窓会で準備された曲……。誰もが意識することなく行なっているコミュニケーションにおいて、人は他者との間にどのような関係性を新たに紡ぎ出しているのだろうか。人々の固有の経験、取り巻く様々な社会的・文化的状況の違いによって「同じ曲なのにまったく違う曲」としてそれぞれの心に響き渡っているのではないだろうか。そう考えたとき、音楽を通じたコミュニケーションの意味は、どのような観点から、どのように積極的に評価されるべきであろうか。 本書では、音楽社会学を元にした記憶・コミュニケーション研究という位置付けを採用し、特定のコミュニティの中で共有される楽曲が、ひとり一人の記憶を想起させつつも、新たな音楽実践を差し挟むことによってメンバー間に、より一層多様な対話と想起を促し、その楽曲の存在を捉え直してゆくプロセスを精緻に記述した。 筆者自らのモデル実践と他者実践の参与観察とインタビュー、音楽社会学や音楽による社会心理学をベースに「想起」の美学研究、コミュニケーションのあり方を考える。