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海の建築~なぜつくる?どうつくられてきたか~(文化とまちづくり叢書)

畔柳 昭雄  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2021年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 221p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/機械工学/船舶工学
ISBN 9784880655185
商品コード 1033950135
NDC分類 558.5
基本件名 海洋構造物
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年01月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033950135

著者紹介

畔柳 昭雄(著者):日本大学理工学部海洋建築工学科特任教授。工学博士。1952年三重県生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。著書に『アジアの水辺空間』(共著、鹿島出版会、1999、日本沿岸域学会出版文化賞)、『海水浴と日本人』(中央公論新社、2010)等がある。作品に「マダガスカル民主共和国アンダシベ村ペリネ保護区ビジターセンター」(1993年日本トイレ協会グッドトイレ10特別賞)、「アルミ海の家Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(2006年イタリア・アルミ構造物国際賞)、「組木茶室一瞬亭」(2015年東京デザイナーズウィークAsiaAward企業賞)など。

内容

海から来る。海へ帰る。
固定から移動へ、不動から可動へ。
海に呼ばれ、海にこたえた建築の意味の歴史。

 日本には、海の上に祀(まつ)られる神社が多い、それはなぜなのか? 海を隔てた南方からの文化が、海によって運び込まれてきており沖縄や奄美をはじめとした沿岸各地では特に、海なくしてはあり得なかった信仰が生まれている。
 信仰の建物だけではない、コルビュジェやライト、丹下健三や菊竹清訓ら海上都市に未来を見ていた建築家は、枚挙にいとまがない。日本のみならず、世界中で多くの建築家が夢見て試行してきた海上建築は、どのような姿なのか。
 建築家ばかりではない、バナキュラー(その土地固有の風土に沿った)建築としての水上居住は、世界中に見られるひととまちとみずの親和からなる“生活文化”そのものでもある。
 著者はわが国海洋建築研究の第一人者。海と関わる建築が「何のために」「どうつくられてきたのか」を、歴史的・技術的・思想的な経緯を振り返りつつ、建築は陸上という固定観念を打ち破る。

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