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芸術文化の価値とは何か~個人や社会にもたらす変化とその評価~(文化とまちづくり叢書)
Geoffrey Crossick,
Patrycja Kaszynska
著
中村 美亜
翻訳
発行年月 |
2022年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
352p,9p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
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ISBN |
9784880655321 |
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商品コード |
1034759178 |
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NDC分類 |
701.3 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034759178 |
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著者紹介
Geoffrey Crossick(著者):Geoffrey Crossick ロンドン大学高等研究院教授。イギリス芸術・人文学研究会議の「文化的価値プロジェクト」ディレクターロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ学長、ロンドン大学副総長などの要職を歴任。工芸協会会長。ホーニマン博物館、ギルドホール音楽演劇大学、国立映画テレビ学校理事。
Patrycja Kaszynska(著者):Patrycja Kaszynska ロンドン芸術大学上席研究員。オックスフォード大学博士(美的領域の政治的意義に関する研究)。イギリス芸術・人文学研究会議専任研究員・プロジェクトマネージャー。
中村 美亜(翻訳):九州大学大学大学院芸術工学研究院准教授。専門は芸術活動が人や社会に変化をもたらすプロセスや仕組みに関する学際的研究。編著に『文化事業の評価ハンドブック—新たな価値を社会にひらく』(水曜社)『ソーシャルアートラボ—地域と社会をひらく』(同)単著に『音楽をひらく—アート・ケア・文化のトリロジー』(水声社)など。日本文化政策学会理事。
内容
原著『Understanding the value of arts & culture 』 The AHRC cultural value project
「なぜ芸術文化は必要なのか」「芸術文化がもたらす効果はどのように捉えられるのか」という問いに取り組んだイギリスの政府機関AHRC(芸術・人文学研究会議)〈文化的価値プロジェクト〉報告書(2018)の邦訳である。この研究は、実証的・科学的研究を扱っていながら、歴史的・哲学的に深い洞察に満ちており、国際的な反響を呼んだ。本書はブラジル、チェコ版に続く邦訳。
本書の試みの主要目標の第一は「文化的価値を形づくるさまざまな構成要素を明らかにすること」。そして第二にはこれらの「要素を評価するために用いる方法論とそのエビデンスを検討し、新たな方法論を開発する」というもの。特に「個人の内省」(自分自身や自分の人生についての理解を深めること、他者に対する共感を高めること、人間の経験や文化の多様性を理解すること等)と「変化の状況の生成」(コミュニティ・社会・経済レベルへの波及)に焦点があてられ、「体験」「生態系」「方法論」の3点をつないで、芸術文化の価値を包括的に論じる。
経済的インパクト、客観的エビデンス、学際的な戦略的研究を網羅、日本の旧来の研究と一線を画す研究者必読の成果である。