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音楽の力と市民~協創の文化資本~(文化とまちづくり叢書)
本田 洋一
著
発行年月 |
2024年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
224p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784880655710 |
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商品コード |
1039342847 |
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NDC分類 |
760.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年01月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039342847 |
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著者紹介
本田 洋一(著者):大阪公立大学大学院都市経営研究科客員研究員。博士(創造都市)。1950年生まれ。京都大学経済学部卒、大阪府庁入庁、産業、文化政策等に従事。元奈良県斑鳩町参与(内閣府地方創生専門家派遣)。著書に『アートの力と地域イノベーション―芸術系大学と市民の創造的協働』(水曜社)、共著に『創造農村』(学芸出版社)、『創造社会の都市と農村』(水曜社)、『フィールド科学の入口―創造する都市を探る』(玉川大学出版部)。音楽分野においては、『第九』等合唱ほかシンガーソングライターとして活動。
内容
私たちはなぜ、音楽を捨てられないのか?
こころに働きかけ、生きるエネルギーを育むからだ。
ナチスは党大会を「マイスタージンガー」の演奏で始めた。パリオリンピックはジョニー・アリデーの「Que je t’aime」(ク・ジュ・テーム)」に始まり、締めはセリーヌ・ディオンでフランス全土を沸かせた。人々はなぜ、こんなに音楽を愛するのか?
本書は 1)音楽活動の担い手 2)音楽そのもの3)音楽活動の場 4)担い手の育成・支援を対象領域とし、とりわけ独自の蓄積を見せてきた大阪の音楽シーンを掘り下げる。
「サントリー1万人の第九」公演の舞台裏、官民が“協奏”して生まれる新しいライブ空間、シンガーソ
ングライターの草の根音楽活動なども紹介。コロナ禍以後の現状も報告し、地域に沁み込む音楽文化資本を論じる“音楽愛の讃歌”でもある。