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ある外国人の日本での20年~外国人児童生徒から「不法滞在者」へ~(宇都宮大学国際学叢書 第10巻)
田巻 松雄
著
発行年月 |
2019年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
204p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784882867432 |
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商品コード |
1031179308 |
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NDC分類 |
334.41 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年12月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031179308 |
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著者紹介
田巻 松雄(著者):北海道生まれ。宇都宮大学国際学部教授(地域社会論、国際社会論)、国際学部附属多文化公共圏センターの外国人児童生徒教育支援事業(HANDS)代表者。著書に「未来を拓くあなたへ」など。
内容
宇都宮大学国際学叢書第10巻
ある外国人の日本での20年
―「外国人児童生徒」から「不法滞在者」へ
宇都宮大学国際学部教授 田巻 松雄[著]
家族が暮らす日本にこのまま残りたい
20年日本で暮らしてきた自分に帰る母国はない――
ある日、著者の元に届いた便箋1葉の手紙。
その日から始まった「外国人T」との交流。
往復書簡に記されていたのは、形容しがたい20年に対する心の叫びだった。
10歳で来日したTは、楽しそうに小学校生活を送っていたという。
そんなTが中学校で不登校になり、非行・犯罪に走ったのはなぜか。
Tの更生を阻んだものは何か。
非行・犯罪の事実はTの人生をどこまで縛ってよいものなのか。
本書は、Tという1人の外国人に焦点を当てて、かれの日本での20年を掘り起こす試みである。
「外国人児童生徒の転落」と「入管施設での外国人の長期収容」の実態を、
ある外国人の姿を通して問いかける、宇都宮大学国際学叢書最新作。
A5判上製・206頁