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モーション・グラフィックスの歴史~アヴァンギャルドからアメリカの産業へ~
マイケル・ベタンコート
著
水野勝仁,
西口直樹
翻訳
伊奈新祐
監修
発行年月 |
2019年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
424p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/映像 |
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ISBN |
9784883034819 |
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商品コード |
1029576955 |
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NDC分類 |
778.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029576955 |
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著者紹介
マイケル・ベタンコート(著者):Michael Betancourt
1971年生まれ。映画の研究でテンプル大学を卒業後、マイアミ大学で映画史家のウィリアム・ロスマンのもとで、美術史、コミュニケーション/映画研究と歴史を中心に学際的研究により博士号を取得する。歴史家、理論家として芸術や映画関係の専門誌に論文を寄稿する一方、ヴィジュアル・ミュージック、グリッチ・アートのヴィデオ作品など、アーティストとしても国際的に作品発表を行っている。近著に『Synchronization and Title Sequences』(2017)、『Harmonia: Glitch, Movies and Visual Music』(2018)などがある。現在、ジョージア州のサヴァンナ造形芸術大学教授。
水野勝仁(翻訳):1977年生まれ。メディア・アート、インターフェイス研究者。国際基督教大学卒業。名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了(博士・情報科学)。現在、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。メディア・アートやインターネット上の表現をディスプレイと向かい合い続けるヒトの認識のアップデートという観点から考察しつつ、同時に「ヒトとコンピュータの共進化」という観点からインターフェイスの研究も行なっている。
西口直樹(翻訳):1971年大阪府生まれ。関西学院大学経済学部卒業。
京都精華大学職員。
伊奈新祐(監修):1953年愛知県生まれ。映像作家。主に実験映像(実験映画、ヴィデオ・アート)とメディア・アートを研究。九州芸術工科大学(現・九州大学)大学院博士後期課程単位取得退学。九州芸術工科大学画像設計学科助手を経て、現在、京都精華大学大学院(芸術学部造形学科映像専攻/芸術研究科博士後期課程・アート&メディア領域)教授。著作に『メディア・アートの世界:実験映像1960–2007』(編著、国書刊行会、2008)、『ヴィデオ・アートの歴史』(クリス・メイ=アンドリュース著、伊奈訳、三元社、2013)などがある。日本映像学会・映像表現研究会共同代表。
内容
“カラー・ミュージック”や“ヴィジュアル・ミュージック”にその起源をもつ「モーション・グラフィックス」は、20世紀初めの前衛映画や実験映画において誕生し、映画産業やテレビ業界が商業的に応用する中で発展した。映画、デザイン、CM、アニメーション、ヴィデオ・アート、ゲームなど、各ジャンルのパイオニアの貢献を追い、従来の映画史・美術史・デザイン史からこぼれ落ちたその理論と歴史を概観する。