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ジョン・デューイの美学・芸術教育論集
ジョン・デューイ,
トーマス・マンロー,
アルバート・C・バーンズ,
ヴィオレッテ・デ・メイジア
著
中村和世
翻訳
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
293p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
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ISBN |
9784883036004 |
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商品コード |
1039996343 |
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NDC分類 |
707 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039996343 |
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著者紹介
ジョン・デューイ(著者):ジョン・デューイ(John Dewey, 1859-1952)
アメリカの哲学者、心理学者、教育学者。アメリカ心理学会、アメリカ哲学会、全米幼稚園協会の会長、進歩主義教育協会の名誉会長、全米教育学会の終身名誉会長などを務める。バーモント州バーリントン出身。ジョンズ・ホプキンス大学で1884年に博士号を取得したあと、ミシガン大学(1884年~1894年)、シカゴ大学(1894年~1904年)、コロンビア大学(1905年~1930年)で教鞭を執った。子ども中心の学習を重視する進歩主義教育運動のリーダー的存在であり、児童労働や人種差別など多くの社会問題に積極的に取り組み、女性参政権や学問の自由を擁護した。1919年に来日しており、日本とも関わりが深い。
トーマス・マンロー(著者):トーマス・マンロー(Thomas Munro, 1897-1974)
アメリカの教育者、美学者、美術批評・美術史家。デューイに師事し、1920年にコロンビア大学で博士号を取得。1924年~27年までバーンズ財団の教育担当副局長を務め、ペンシルバニア、コロンビア両大学で美学や近代美術を教えたあと、1931年~67年までクリーブランド美術館で教育学芸員を担当し、ラトガーズ大学やケース・ウェスタン・リザーブ大学でも教鞭を執った。1942年にアメリカ美学会を創設、1945年から1964年までJournal of Aesthetics and Art Criticismの編集者を務めた。著書にEvolution in the Arts, and Other Theories of Culture History (1963), The Creative Arts in American Education: The Interrelation of the Arts in Secondary Education (1960), Oriental Aesthetics (1965)など。
アルバート・C・バーンズ(著者):アルバート・C・バーンズ(Albert C. Barnes, 1872-1951)
ペンシルバニア州フィラデルフィア出身の実業家、美術蒐集家、美術批評家、美術教育者。1892年にペンシルバニア大学で医学博士号を取得した後、ドイツに渡り、ハイデルベルク大学で製薬化学を学んだ。1908年に製薬会社A.C.バーンズ社を創設。消毒薬のアルジロールの発明で財を成し、印象派とポスト印象派を中心とした絵画、アフリカ彫刻やネイティブ・アメリカンの工芸品などを蒐集し、1922年、鑑賞の促進を目的とした教育機関であるバーンズ財団をペンシルバニア州から認可を受けて設立した。1920年代のニュー・ニグロ運動に積極的に関わり、アフリカ美術の認識を高めることに貢献するほか、アフリカ系アメリカ人の高等教育の質的向上にも尽力した。
ヴィオレッテ・デ・メイジア(著者):ヴィオレッテ・デ・メイジア(Violette de Mazia, 1896-1988)
デ・メイジアはパリで生まれ、1920年代に渡米。アルバート・C・バーンズによって1922年に創設されたバーンズ財団で美術教育プログラムの開発に携わり、1935年から1966年まで財団理事を務め、1951年に教育局長に就任、1987年まで財団で教えた。バーンズとの共著に、The French Primitives and Their Forms from Their Origin to the End of the Fifteenth Century (1931)、The Art of Renoir (1935)、The Art of Henri-Matisse (1933)、The Art of Cèzanne (1939)がある。ラ・サール大学やリンカーン大学などから名誉学位が授与されている。
中村和世(翻訳):中村和世(なかむら・かずよ)
広島大学大学院人間社会科学研究科教授。米国インディアナ大学大学院教育学研究科にて2000年にPh.D.取得。米国イリノイ大学大学院教育学研究科にて2014年度フルブライト研究員。著書に、『美術教育ハンドブック』(共著、三元社)、『民主主義と教育の再創造―デューイ研究の未来へ―』(共著、勁草書房)、『グローバル市民を育成する図画工作・美術の授業づくり』(編著、開隆堂)、Living Histories: Global Conversations in Art Education (共著、Intellect Publishing)、The Barnes Then and Now: Dialogues on Education, Installation, and Social Justice (共著、Temple University Press)などがある。
内容
民主主義に根差した自律的な生き方をつくり出すために、美術教育は何ができるのか。――約百年前の教育理論から、その解が導かれる。
目次:
訳者まえがき
凡例
第1部 芸術教育の原理と方法
想像と表現(1896年)
教育における美的要素(1897年)
教育における芸術(1911年)
個性と経験(1926年)
第2部 美学・芸術心理学
美的感覚(1887年)
情動的思考(1926年)
芸術哲学(1938年)
第3部 美術館教育
バーンズ財団除幕式での献辞(1925年)
『ルノワールの芸術』への序文(1935年)
装飾芸術博物館の教育的機能(1937年)
私達の遺産としての芸術(1940年)
第4部 民主主義の文化形成論
教育における教養と産業(1906年)
教育における社会的目的(1923年)
政治と文化(1932年)
創造的な民主主義―目の前にある課題(1939年)
第5部 バーンズ財団の芸術教育論
トーマス・マンロー
美術教育のための建設的プログラム(1925年)
アルバート・C・バーンズ、ヴィオレッテ・デ・メイジア
方法(1935年)
視ることを学ぶ(1935年)
表現と形態(1935年)
経験と成長(1935年)
訳者解説