キオスク(はじめて出逢う世界のおはなし オーストリア編)
ローベルト・ゼーターラー
著
酒寄 進一
翻訳
発行年月 |
2017年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
275p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/ドイツ文学 |
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ISBN |
9784885880933 |
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商品コード |
1024749055 |
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NDC分類 |
943.7 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024749055 |
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著者紹介
ローベルト・ゼーターラー(著者):1966年ウィーン生まれ。俳優として活躍する傍ら、2006年作家デビュー。「一生」でグリンメルスハウゼン文学賞受賞。
内容
1937年秋、ナチズムが台頭するウィーン。少年はキオスクでフロイトに出会った。フロイトは少年の話に耳をかたむけた。――17歳で田舎から出てきた少年フランツの目を通して時代のうねりを活写した、ノスタルジックな空気感がたまらない青春小説。国際的に注目される現代オーストリア文学の人気作家、初邦訳!【あらすじ】自然豊かな湖のほとりに母とふたりで暮らしていた少年フランツは、田舎を離れウィーンのキオスクで見習いとして働くことになった。はじめてのひとり暮らしと仕事、都会の喧噪に期待と不安を感じながらも、キオスクの店主から新聞、葉巻、お客のことなどを学んでいく。そんなある日、忘れ物を届けたことで常連客のジークムント・フロイト教授と懇意になり、フロイトから人生を楽しみ恋をするよう忠告される。さっそくおしゃれをしてプラーター遊園地にくりだしたフランツは、謎めいたボヘミアの女の子に出会い、すっかり心を奪われてしまう……。ナチスドイツに併合されていくオーストリアの様子と、そのなかで少年が思い、悩み、考え、行動する姿を、静謐に物語る。