女がひとり頬杖をついて
茨木 のり子
著
発行年月 |
2008年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
158p |
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大きさ |
16 |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784887470781 |
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商品コード |
0107123166 |
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NDC分類 |
911.56 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0107123166 |
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著者紹介
茨木 のり子(著者):大阪府生まれ(1926年~2006年)
1939年帝国女子医学・薬学・理学専門学校薬学部(現・東邦大学薬学部)に入学し、
1946年に繰り上げで卒業。終戦を迎えた時、20歳だった。
戦後、戯曲や放送童話を書くが、金子光晴の作品との出会いから
詩への思いを強めて「詩学」等に投稿する。
1953年に川崎洋の誘いで同人誌「櫂」の創刊に携わる。
同誌には、谷川俊太郎、吉野弘、中江俊夫、大岡信、水尾比呂志、岸田衿子が参加。
代表的な詩集に『見えない配達夫』『人名詩集』『自分の感受性くらい』『寸志』『歳月』など。
内容
『おんなのことば』の対になる、茨木のり子二冊目の詞華集です。
大ベストセラー詩集『倚りかからず』から「倚りかからず」「鄙ぶりの唄」「笑う能力」「系図」「水の星」を採り
最愛の夫への鎮魂歌を収めた詩集『歳月』からは「ひとり暮し」「なれる」の二編を収録しました。
茨木さんの詩によって、生きとし生けるものへのいとおしみの感情が誘い出されます。
そして圧巻は、長詩「りゅうりぇんれんの物語」です。
日本軍が強制連行した中国の若い農民の苦難の物語。
生前の茨木さんは、小冊子にしてでも多くの人に読んでほしいと願っていました。
童話屋の『おんなのことば』『女がひとり頬杖をついて』『わたくしたちの成就』三冊で詩人・茨木のり子さんの詩業のほぼ全容が俯瞰できます。