内容
わが国の自転車保有台数は、昭和40年以降急激に増加し、建設省を中心に自転車道整備の気運が高まっていました。更に、昭和47年度に建設省は、当協会に対して「道路技術基準策定のための調査」を委託し、当協会では、「自転車道技術基準調査特別委員会」を設置して調査研究を進め、昭和48年3月に「自転車道技術基準案」として報告しました。建設省は、この報告をもとに取りまとめを行い「自転車道等の設計基準について」(昭和49年3月5日付都市局長・道路局長通達)として基準化しました。 本書は、その基準の実施に当たっての運用等、広く一般の参考とするため解説を加えたものであります。