雑談の美学~言語研究からの再考~
著者紹介
内容
目次
第1部 制度的場面での雑談-公の場でのその役割(法コンテクストの雑談-模擬裁判員裁判での評議における談話の分析 「雑談的」スピーチと「非雑談的スピーチ」-小泉純一郎と尾崎行雄 まちづくりの話し合いを支える雑談) 第2部 マルチモダリティと雑談-○○しながらしゃべる(鮨屋のサービス文化と雑談 手話雑談におけることばと身体とマルチアクティビティ アフリカ狩猟採集民グイのよもやま話-言語人類学の視点から) 第3部 関係性構築のための雑談-親しさと繋がりをつくる(評価の対立による対人関係の構築-友人同士の雑談の分析 留学生との雑談-第二言語話者との会話における非対称性の克服を目指して チャットにおける多者間雑談と二者間雑談-日独比較の観点から 雑談のビジュアルコミュニケーション-LINEチャットの分析を通して) 第4部 ジャンルとしての雑談-コンビニ店員との会話から噂話・陰口まで(異文化間対話における雑談の美学-rapport(対人構築的)‐report(情報伝達的)機能連続性仮説の立場から スモールトークとバンパースティッカー-公共の場におけることばの感性的快をめぐって 雑談とゴシップを超えて-規範と逸脱から考える)
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