古事記歌謡全解
坂田 隆 著
内容
目次
目次 第1章 著雲(やくも)立つ出雲八重垣(やえがき)──須佐之男命(すさノをノみコト)=記歌1 第2章 青山に日が隠らばぬば玉ノ夜は出でなむ §1 八千矛神(やちほコノかミ)と沼河比売(ぬなかはひめ)の歌=記歌2~3 §2 大国主神(おほくにぬしノかミ)と須勢理毘売(すせりびめ)の歌=記歌4~5 §3 高比売(たかひめ)が兄の名を顕彰する歌=記歌6 §4 豊玉毘売命(トヨたまびめノみコト)と火遠理(ほをり)命の歌=記歌7~8 第3章 勇望(いすくは)し国帥(くじ)ら障(さや)る §1 神倭伊波礼毘古(かむやまトいはれびこ)命が宇陀の国帥兄宇迦斯(ヱうかし)を殺して祝宴を開く時の歌=記歌9 §2 「本(モト)掘り撃ちてし止(や)まむ」など戦いの歌=記歌10~14 §3 神武天皇が伊須気余理比売(いすケヨりひめ)命と結婚する際の歌=記歌15~19 §4 伊須気余理比売(いすケヨりひめ)命がその子たちに危険を知らせる歌=記歌20~21 §5 崇神天皇に謀叛の企みを知らせる歌=記歌22 第4章 畳薦(たたみコモ)へぐりノ山ノ熊白檮(くまかし)が葉 §1 倭建(やまトたける)命が計略を用いて出雲建(いづもたける)を殺した時の歌=記歌23 §2 弟橘比売(おトたちばなひめ)命の歌=記歌24 §3 御火燒(みヒた)きノ老人(おきな)が東(あづま)国造に任命される際の歌=記歌25~26 §4 倭建命と美夜受比売(みやずひめ)の歌=記歌27~28 §5 倭建命が死期を覚って詠んだ歌=記歌29 §6 倭建命が大和を偲んで呼んだ歌と辞世の歌=記歌30~33 §7 倭建命の遺族の歌=記歌34~37 第5章 酒(くし)ノ上常世(かみトコヨ)に坐(いま)す岩立(いはた)たす少御神(すくなみかミ)ノ=記歌38~40 第6章 百伝(ももづた)ふ角鹿(つぬが)ノ蟹 §1 応神天皇が矢河枝比売(やがはヱひめ)命を妃にする際の歌=記歌41~42 §2 応神天皇が髪長比売(かみながひめ)を大雀(おほさざき)命に与える際の歌=記歌43~46 §3 七支刀にまつわる予言の歌=記歌47~49 第7章 末辺(すゑへ)は妹(いも)を思ひ出──宇遅(うぢ)ノ和紀郎子(わキいらつこ)=記歌50~51 第8章 次(つ)ぎねふや山代河を河上り §1 仁徳天皇と黒日売(くろひめ)の歌=記歌52~56 §2 仁徳天皇と石之日売(いはノひめ)命および八田(やた)ノ若郎女(わキいらつめ)の歌=記歌57~65 §3 仁徳天皇・女鳥王(めどりノおほきみ)・速総別王(はやぶさわケノみこ)の歌=記歌66~70 §4 仁徳天皇と建内宿祢(たけしうちノすくね)の歌=記歌71~73 §5 枯野(からの)にまつわる予言の歌=記歌74 第9章 立つ薦(ゴモ)モ持ちて来(コ)ましモノ──履中天皇=記歌75~77 第10章 刈り薦(コモ)ノ乱れば乱れ §1 軽太子(かるノひつぎノみこ)・穴穂御子(あなほノみこ)・大前小前宿祢(おほまへをまへすくね)の歌=記歌78~81 §2 軽太子と軽大郎女(かるノおほいらつめ)の歌=記歌82~89 第11章 皇諸(みモロ)に築くや玉垣築き誤あまし §1 雄略天皇が若日下部王(わかくさかべノおほきみ)と結婚する際の歌=記歌90 §2 雄略天皇と赤猪子(あかゐこ)の歌=記歌91~95 §3 「秋津島」国号命名の歌=記歌96~98 §4 三重采女(みへノうねめ)・雄略天皇・若日下部王の歌=記歌99~101 §5 雄略天皇と袁杼比売(をドひめ)の歌=記歌102~103 第12章 浅茅原(あさぢはら)小谷を過ギて百伝(ももづた)ふ §1 袁祁(をけ)命が履中天皇の子孫だと宣言する歌=記歌104 §2 袁祁(をけ)命と志毘臣(しびノおみ)の歌=記歌105~110 §3 顕宗天皇の歌=記歌111~112
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