内容
医師・薬剤師・研究者や,製薬企業・行政機関でファーマコビジランス・スペシャリスト(医薬品の安全性評価のスペシャリスト)を目指す方の必読書です。
本書を読めば,薬剤疫学研究により得られた成果である重要な薬剤の副作用の内容を理解し,薬剤疫学研究の中心となる観察研究の手法について学ぶことができ,自ら薬剤疫学研究を行うに際しての方法論を身につけることができます。
【出版社から】
2016年に発行された第2版から,5年ぶりの改訂です。多くの章・節で,最新情報の追加,記述方法の見直しなどを行いました。
■新規追加
「重症低血糖と心血管疾患」「患者レジストリ」「二重ロバスト推定」
■全面改訂
「薬害」「薬の安全性に関する介入研究」「製造販売後調査等について」「制度」
■同一執筆者による改訂
「症例報告・症例集積研究」「サーベイランス」「時間に関するバイアスと対処法」「効果の修飾(交互作用)の検討」「リアルワールドデータ(RWD)を使った薬剤疫学研究とレコードリンケージ」「わが国のデータベースの現状」「薬剤経済学入門」