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民主主義と宗教
マルセル, ゴーシェ
著
伊達 聖伸,
藤田 尚志
翻訳
発行年月 |
2010年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
227p |
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大きさ |
20 |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教 |
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ISBN |
9784901510790 |
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商品コード |
0110000545 |
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NDC分類 |
316.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2010年03月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110000545 |
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著者紹介
マルセル, ゴーシェ(著者):1946年生まれのフランスの哲学者。社会科学高等研究院(EHESS)教授で、レイモン・アロン政治研究センターに所属。『記憶の場』の編者ピエール・ノラとともに『デバ』誌を創刊、主筆を務める。民主主義を生きる人間の歴史的条件を問い続ける哲学者であると同時に、アクチュアリティに切り込むジャーナリストでもある。著作は『世界の脱魔術化』(1985年)をはじめ多数。邦訳書に『代表制の政治哲学』(みすず書房)。4巻本予定の『民主主義の到来』は現在第2巻まで刊行中。
伊達 聖伸(翻訳):1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学。2002年から2007年までフランス留学。リール第三大学博士課程修了、Ph.D(パリ高等研究院との共同指導)。現在、東北福祉大学総合福祉学部専任講師。専門は、宗教学、フランス語圏地域研究。訳書に、ジャン・ボベロ『フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史』(三浦信孝との共訳、白水社)、論文に「ライシテは市民宗教か」(『宗教研究』)など。
藤田 尚志(翻訳):1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学。2000年から2006年までフランス留学。リール第三大学博士課程修了、Ph.D。現在、九州産業大学国際文化学部専任講師。専門は、フランス近現代思想。共著として『ベルクソン読本』(法政大学出版局)や『哲学と大学』(未来社)、論文に「ドゥルーズか、ベルクソンか」(『思想』2009年12月号)など。日本フランス語フランス文学2010年度学会奨励賞受賞。
内容
なぜ、宗教からの脱出と進展とともに民主主義は危機に陥ったのか。フランス独自の政教分離「ライシテ」における政治と宗教の関係を歴史的に考察し、未来への道を示唆する。左右の対立を超えて第三の潮流を形成する、現代フランスを代表する哲学者のエッセンス。