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人間の「つながり」と心の実在~意味のある偶然あるいは超常的な事実の心理学~

笠原敏雄  著

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価格 \7,480(税込)         

発行年月 2020年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 547p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論
ISBN 9784902630282
商品コード 1031350254
NDC分類 140.4
基本件名 心理学
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031350254

著者紹介

笠原敏雄(著者):1947年生まれ。早稲田大学第一文学部心理学科卒業。病院での臨床経験(心理職)を経て、1996年4月、心理療法を行ないながら、クライエントとともに人間の心の本質を探究することを目的に〈心の研究室〉開設、現在に至る。超心理学、超常現象の研究家としても知られ、著・編著・訳書多数。著書:『隠された心の力ー唯物論という幻想』、『懲りない・困らない症候群ー日常生活の精神病理学』『幸福否定の構造』(春秋社)、『希求の詩人・中原中也』(麗澤大学出版会)、『本心と抵抗ー自発性の精神病理』(すぴか書房)、『超心理学読本』(講談社プラスα文庫)ほか。編著書:『サイの戦場ー超心理学論争全史』(平凡社)、『超常現象のとらえにくさ』『多重人格障害ーその精神生理学的研究』『偽薬効果』(春秋社)ほか。翻訳書:『がんのセルフコントロール』(共訳、創元社)、『前世を記憶する子どもたち 1・2』『前世の言葉を話す人々』『生まれ変わりの刻印』(春秋社)、『もの思う鳥たちー鳥類の知られざる人間性』(日本教文社)ほか

内容

偶然でも,必然でもない。
数々のふしぎな出来事,唯物論では説明できない“奇跡” “運命” “共時性” “憑依”など、超常的な現象のパノラマから
浮かび上がる「心」の存在。脳とは独立に存在する心がある。その意味(本質)を問う。進化論を射程に入れた論究。
「本書の目的は,人間の社会生活の中で起こる出来事には,通常の因果関係では説明できない“意味のある偶然”が存在し,そこには,人と人とを結ぶつながりのようなものが潜在している可能性が少なからずあることを明らかにすることにある。それが成功するかどうかは,ひとえに,本書で提示される事例の質と量とにかかっている。事例として,私自身も繰り返し登場するが,それは,個人を中心にしたつながりが網の目のように広がっていることを示す資料としてお読みいただきたいと思う。この事実が一般化できるとすれば,ひとりの個人を中心にして,「各人は自分自身の劇の主人公であり,かつ同時にまた別の劇の端役」にもなっているという,19世紀ドイツの哲学者,アルトゥル・ショーペンハウアー(1788~1860)の着想(ショーペンハウアー, 1973,p310-311 )が,決して無意味なものではないことを示す,ひとつの裏づけにもなるかもしれない。」(序章―本書の目的)

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