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叫びの都市~寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者~
原口 剛
著
発行年月 |
2016年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
409p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784903127255 |
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商品コード |
1022054140 |
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NDC分類 |
368.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年10月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/10/30、東京・中日新聞 2016/11/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022054140 |
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著者紹介
原口 剛(著者):1976年千葉県生まれ。大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。神戸大学大学院人文学研究科准教授。共編著に「釜ケ崎のススメ」など。
内容
夜の底、うねり流れる群れ ――― 流動する労働者(流動的下層労働者)たちは、かつて、職や生存を求め、群れとなった。かれらは、都市空間の深みを潜り抜けたのだ。山谷‐寿町‐笹島‐釜ヶ崎を行き交う、身体の群れ。その流動は、いかなる空間を生み出していったのか。 私たちはすでに「釜ヶ崎的状況」を生きている。「寄せ場〔よせば〕」の記憶は、今を生き残る術〔すべ〕を手繰りよせるための、切実な手がかりなのだ。地表を横断する群れとなれ、君みずからの「寄せ場」をつくれ ―― 過去からの声は、そう私たちに耳打ちしている。