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絵画療法の実践~事例を通してみる橋渡し機能~(札幌学院大学選書)
寺沢 英理子
著
発行年月 |
2010年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
211p 図版40p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学 |
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ISBN |
9784904536162 |
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商品コード |
0110064986 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2010年09月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110064986 |
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著者紹介
寺沢 英理子(著者):1959年札幌に生まれ。臨床心理士,札幌学院大学人文学部臨床心理学科教授
1988年新潟大学大学院教育学研究科修了後,新潟大学医学部附属病院精神医学教室研修生を経て,東京大学医学部附属病院分院神経科にて勤務。その後の分 院統合によって2001年から東京大学医学部附属病院精神神経科非常勤心理職として2006年まで勤務。この間,メンタルクリニック,スクールカウンセ ラー,産業界など様々な分野で経験を積んだ。また,2001年,E・R・I カウンセリングルーム開設。2005年から大学に勤務し始め,2008年から現職。
専門は芸術療法,精神分析。
内容
本書は,心理療法場面でみられる,絵画表現と言語表現の自由な選択を「橋渡し」をキーワードに,絵画療法の実践を探った臨床・研究の書です。
風景構成法や自由画などの絵画療法と言語療法を用いた10人のクライエント,100点を越える描画を所収(カラー図版もあり)した事例検討を中心に,ワル テッグテストを改良した「誘発線画法」や,先に描いた絵をもとにコラージュのごとく用い,新しい世界をつくる「再構成法」など,著者のオリジナリティ溢れ る絵画療法の世界が垣間見えることでしょう。
読んで,観て,わかる絵画療法の実践を描いた本書は,入門の次の一歩として,オススメの1冊です。