唱歌の社会史~なつかしさとあやうさと~
永澄 憲史, 中西 光雄, 河津 聖恵, 山室 信一, 伊藤 公雄, 野田 淳子, 中西 圭三, 佐久間 順平 著
著者紹介
内容
目次
はじめに 永澄憲史 1 唱歌集 解説 中西光雄 庭の千草 故郷 我は海の子 早春賦 蛍(蛍の光) あおげば尊し 春の小川 霞か雲か 夏は来ぬ 朧月夜 浜辺の歌 兵隊さん 故郷を離るる歌 里の秋 故郷の廃家 鉄道唱歌 2 座談会 「唱歌 なつかしさとあやうさと」 軍国主義と唱歌 荒地から出発した戦後詩 日本人の空間心性と唱歌 満洲唱歌と北原白秋 国民国家と唱歌 皇民化教育と唱歌 唱歌から童謡へ 兵隊さんはきれいだ、兵隊さんはかっこいい 「故郷の廃家」と硫黄島の玉砕 コラム・ミュージシャンより 歌で導く子どもたちの明日 中西圭三 命を大切に、人を思いあう美しい心を歌っていきたい 野田淳子 一緒に歌うこと、そして今…… 佐久間順平 3 唱歌の社会史 中西光雄 4 童謡はいかに唱歌にあらがったか 白秋の場合 河津聖恵 5 唱歌と空間心性そして植民地 山室信一 むすびに 「うた」のなつかしさとあやうさ 近代日本社会と「国民意識」 伊藤公雄
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