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漢書注釈書研究

洲脇 武志  著

 取扱不可
       
価格 \6,600(税込)         

発行年月 2017年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 471p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史
ISBN 9784904827437
商品コード 1023913181
NDC分類 222.042
基本件名 漢書
個人件名 班/固
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023913181

著者紹介

洲脇 武志(著者):1980年新潟県生まれ。大東文化大学大学院文学研究科中国学専攻博士後期課程修了、博士(中国学)。実践女子大学・大東文化大学非常勤講師。

内容

 現在我々が『漢書』を読む際に、まず目にするのが初唐に登場した顔師古校注『漢書』である。しかし、顔師古校注『漢書』が登場した後も、すぐに普及したわけではなく、それ以前の『漢書』と『漢書』注釈書が並行して読まれていた。そして顔師古校注『漢書』とそれ以前の『漢書』とは、体裁も本文も注も異なっていた。つまり、どの『漢書』注釈書を使用したかによって、『漢書』本文の理解に相違が生じ、注を付けられた文章の解釈も変化する可能性が生じるのである。  したがって書き手(または読み手)がどの『漢書』、どの『漢書』注釈書を使用したか、或いは折衷していたのかなど、その受容の実態を明らかにすることは、当時の『漢書』の読み方を理解する上で重要であることは言うまでもなく、『漢書』の注を多く引用している注釈書―『文選』李善注・『後漢書』李賢注・『史記索隠』・『史記正義』などーや、その本文を唐代の人々がどのように読んでいたかを考える上でも重要な問題であるといえよう。  そこで、本書では、初唐における『漢書』注釈受容の実態を解明するために、主に初唐に編纂された注釈書に引用されている『漢書』注釈を検討・考察していく。(本書より)

目次

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