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黒山(新しい韓国の文学 20)

金薫  著

戸田郁子  翻訳
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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2020年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 398p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/中国文学
ISBN 9784904855928
商品コード 1031398776
NDC分類 929.13
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年03月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031398776

著者紹介

金薫(著者):1948年ソウル生まれ。
高麗大学政治外交学科に入学後、英文学科に転科。
大学中退後に韓国日報に入社し、数々のメディアで記者として長く活動した。
『文学紀行』(朴来富との共著)などの初期のエッセイ作品に続き1994年に発表された『櫛目文土器の思い出』から小説に軸を移し始める。
韓国で百万部を超えるヒットとなった『狐将』(新潮社、2005年)をはじめ歴史を小説の題材にすることが多く、独特の筆致と重厚な世界観で読者を魅了している。
他の代表作に短編「火葬」(2004年、李箱文学賞受賞作)、長編『南漢山城』(2007年、映画「天命の城」原作)、エッセイ集『鉛筆で書く』など。
戸田郁子(翻訳):韓国仁川在住の作家、翻訳家。
1983年に韓国に留学し近代史を学ぶ。
中国ハルビンに留学後、中国朝鮮族を取材。
著書に『80年前の修学旅行』(韓国・土香)、『中国朝鮮族を生きる 旧満州の記憶』(岩波書店)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)など。
仁川の旧日本疎開に「仁川官洞ギャラリー」を開いた。

内容

100年もの間続いた、朝鮮の天主教迫害。
その時代に生きた人々の欲望と絶望、そして希望

1800年代、天災による飢餓や疫病が蔓延していた頃、朝鮮王朝による天主教(ローマ・カトリック)信徒への迫害は凄惨を極めていた。
拷問で殺された三兄弟の生き残りで黒山(フクサン)島に流刑となった学者、無学ながら教えに惹かれる馬子、汁飯屋の寡婦、元宮女、船頭、黒島の少年、背教者……
埋もれていた史実にこだわり、膨大な資料をもとに虚構を織り交ぜながら、人間たちの切実な生の営みを描く。
韓国を代表する作家、金薫による歴史小説の真骨頂。

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