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ことば、この不思議なもの~知と情のバランスを保つには~
梅田規子
著
発行年月 |
2011年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
334p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/音声学・音韻論 |
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ISBN |
9784905194118 |
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商品コード |
1002791844 |
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NDC分類 |
801.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2011年07月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2011/07/03 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1002791844 |
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著者紹介
梅田規子(著者):1933年、神戸市に生まれる。1957年、東京大学文学部言語学科卒業。1962年、同大学大学院博士課程修了。工業技術院電気試験所勤務の後、ベル研究所勤務。ニューヨーク大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。工学博士。著書に『おしゃべりはリズムにのって─ニュー波の不思議』(オーム社)がある。本書では、「文字ことば」に対して「声ことば」という概念を提唱、「ことばの不思議」に鋭く切り込み、なぜ「見えないもの」が大切なのかを説く。
内容
おもにアメリカで音声の研究に五十余年の歳月を注いできた著者が、“リズム”“派生情動”“声ことば”“デジタルとアナログ”“意識と無意識”といった、「ことば」を巡る様々なトピックを横断し、「目に見えないもの」の大切さを高らかに宣言する。
「社会の変化は、この十年あまりの間に、猛スピードで加速度的にピッチをあげているようである。それに伴って、社会の歪みもまた、目に余るようなこのごろだと多くの人が感じている。そんな状況で、これから生きていく世代は、生活するだけでも、これまでよりもたいへんになっていくと思われる。そんな中で、せめて本稿を世に出すことが、次に続く世代に生き抜く底力を与える方向に役立てばという、私の祈るような気持ちに、ぜひ共感を持っていただきたい。」(「はじめに」より)
混乱の時にある今こそ、「ことば」の奥深さを感じてほしい。